競艇データ分析

競艇で1着候補はどう決める?逃げ・差し・まくりから勝ち切る艇を見抜く方法

公開 2026年9月30日 更新 2026年9月1日

競艇で3連単を予想するとき、

最も重要になるのが、

1着候補をどう決めるか

です。

1着候補を広げれば広げるほど、

2着・3着との組み合わせが増え、

買い目も一気に多くなります。

逆に、

1着候補をある程度絞ることができれば、

2着・3着の分析に集中できます。

しかし、

「一番データが良い艇を1着にすればいい」

という単純なものではありません。

BOAT LABでは、

コース × 勝ち方 × 平均ST × 展示 × モーター × 相手関係

から、

その艇に、

本当に1着まで勝ち切れる展開があるか

を考えます。

この記事では、1着候補を決める方法を、コース別の勝ち筋から解説します。

1着候補は「一番強い艇」とは限らない

まず重要なのは、

データ評価1位=1着候補

とは限らないということです。

たとえば、

5号艇が、

平均ST1位

展示1位

モーター1位

だったとします。

データは非常に良いです。

しかし、

5コースから走る場合、

内側4艇をすべて超えて1着になるには、

展開の助けが必要です。

一方、

1号艇が、

平均ST2位

展示2位

モーター2位

でも、

1コースから先に回れる条件が揃っていれば、

1着候補としては1号艇の方が自然な場合があります。

つまり、

強さだけでなく、その強さを勝ちにつなげられる位置か

を見ることが重要です。

最初に「勝ち筋」を考える

1着候補を決めるときは、

まず、

その艇はどうやって勝つのか

を考えます。

たとえば、

1号艇なら逃げ。

2号艇なら差し。

3号艇ならまくり。

4号艇ならカドまくり。

5号艇ならまくり差し。

というように、

コースによって現実的な勝ち方が変わります。

勝ち筋を説明できない艇は、

データが良くても、

1着候補としては慎重に見ます。

1号艇|逃げで勝ち切れるか

1号艇が1コースに入る場合、

最も分かりやすい勝ち筋は、

イン逃げ

です。

1号艇が好スタート

↓

先に第1ターンマーク

↓

内側から先に回る

↓

そのまま先頭を守る

という形です。

1号艇を1着候補にしやすい条件

特に確認したいのは、

1コース1着率

平均ST

モーター

展示

外の攻め手

です。

たとえば、

1コース1着率85%

平均ST0.11

モーター上位

展示1位

外艇ST0.16〜0.20

なら、

かなり逃げる条件が揃っています。

この場合、

1号艇を強い1着候補にできます。

1号艇を1着から下げる条件

一方、

1号艇でも、

1コース1着率45%

平均ST0.20

展示6位

モーター下位

で、

3・4号艇にSTの速い攻め手

がいるなら、

1着評価を下げます。

ここで重要なのは、

1号艇を消すとは限らない

ことです。

1着評価を下げても、

2着残し

3着残し

は考えられます。

つまり、

1号艇が危険

というのは、

まず1着候補として危険なのか

を考えます。

2号艇|差し切れるか

2号艇の代表的な1着パターンは、

差し

です。

1号艇が先に回る

↓

少し外へ流れる

↓

2号艇が内側へ差す

↓

ターン出口で前へ

という形です。

2号艇を1着候補にするときは、

1号艇に差される隙があるか

を見ることが重要です。

2号艇の差しを1着評価する条件

たとえば、

1号艇

1コース成績△

ターン気配△

モーター中位

2号艇

出足◎

モーター上位

周回展示◎

平均ST○

なら、

2号艇差しを1着シナリオとして考えられます。

ここでは、

2号艇自身の強さ

だけでなく、

1号艇のターン弱点

が重要です。

2号艇が良くても1号艇が強すぎる場合

2号艇の出足が良くても、

1号艇が、

イン成績◎

ST◎

モーター◎

展示◎

なら、

差し切る難易度は高くなります。

この場合、

2号艇は、

1着より、

2着候補

として評価しやすくなります。

つまり、

「2号艇が良い」

と、

「2号艇が勝てる」

は別です。

3号艇|まくり切れるか

3号艇は、

スタートで1・2号艇を超えられるなら、

まくり

で1着を狙うことができます。

特に重要なのは、

平均ST

展示ST

展示タイム

2号艇が壁になるか

です。

3号艇を1着候補にしやすい条件

たとえば、

1号艇 ST0.19

2号艇 ST0.18

3号艇 ST0.09

さらに、

3号艇

展示ST0.04

展示1位

モーター上位

なら、

かなり攻める条件があります。

この場合、

3号艇が2号艇を超え、

1号艇へまくりを仕掛ける

という勝ち筋を作れます。

2号艇が壁なら1着評価を下げる

一方、

2号艇が、

平均ST0.09

展示2位

モーター上位

で、

3号艇が、

平均ST0.11

なら、

2号艇が壁になる可能性があります。

この場合、

3号艇のデータが良くても、

簡単には内側をまくれません。

つまり、

攻める艇のすぐ内側を見る

ことが、1着評価では非常に重要です。

4号艇|カドまくりで勝ち切れるか

4号艇が4コース・カドなら、

1着候補として注目できます。

ダッシュから助走をつけられるため、

内艇よりスタートで先行できれば、

一気にまくる可能性があります。

特に、

4号艇

平均ST上位

展示ST良好

展示タイム上位

モーター上位

3号艇が壁になりにくい

という条件なら、

かなり1着評価を上げられます。

BOAT LAB ANALYSIS|4号艇1着型

たとえば、

艇平均STモーター展示
1号艇0.18中位4位
2号艇0.19下位6位
3号艇0.17中位5位
4号艇0.09上位1位
5号艇0.12上位2位
6号艇0.18中位3位

進入が、

1-2-3 / 4-5-6

なら、

4号艇は、

カド

ST◎

展示◎

モーター◎

です。

さらに内艇のSTが遅い。

この場合、

4号艇カドまくり

を1着シナリオとして高く評価できます。

4号艇が攻めても1号艇が残すケース

ただし、

4号艇が強くても、

1号艇自身が、

イン実績◎

モーター◎

なら、

4号艇の攻めを受け止める可能性があります。

この場合、

4号艇を、

1着候補

だけでなく、

2着候補にも残します。

つまり、

攻め手=必ず1着

ではありません。

5号艇|まくり差しで1着まで届くか

5号艇の代表的な勝ち筋は、

まくり差し

です。

ただし、

5号艇は外側なので、

1着まで届くには、

4号艇の攻め

や、

内側の崩れ

が必要になることが多くなります。

そのため、

5号艇を1着候補にするには、

3・4号艇より多くの条件を求めます。

5号艇を1着候補まで上げる条件

たとえば、

4号艇が強いカド攻め

5号艇もST上位

展示上位

モーター上位

さらに、

1号艇が弱い

というケースです。

4号艇が攻める

↓

1〜3号艇が崩れる

↓

4号艇も外へ流れる

↓

5号艇がまくり差し

↓

先頭へ

という展開なら、

5号艇の1着まで考えられます。

5号艇はまず2・3着から評価する

ただし、

5号艇は基本的に、

まず2・3着候補として見て、

条件が強ければ1着へ昇格

させる方が整理しやすくなります。

これは第27号で扱った、

昇格方式

です。

5号艇だから、

最初から1着を広く買う

という考え方ではありません。

6号艇|1着には強い根拠が必要

6号艇は最も外側なので、

通常、

1着候補としては評価を上げにくい位置です。

しかし、

進入変化

非常に強いモーター

展示抜群

内艇崩れ

などが重なれば、

1着まで考えるケースはあります。

ただし、

6号艇の1着評価には、

他艇以上に強い根拠

を求めます。

進入が変われば1着候補も変わる

艇番だけではなく、

実際のコースが重要です。

たとえば、

3号艇が前付けなどの影響で、

4コース・カド

になった場合。

3号艇は、

3コースまくり

ではなく、

カドまくり

という勝ち筋に変わります。

逆に、

4号艇が5コースへ押し出されれば、

カドという強みを失います。

つまり、

1着候補を決める前に進入確認

が必要です。

平均STは「勝ち筋」を作れるかを見る

平均STが速いことは、

1着候補にとって重要です。

しかし、

単純に、

ST1位=1着候補

ではありません。

たとえば、

6号艇がST1位

でも、

6コースからでは、

その速さだけで勝ち切れるとは限りません。

逆に、

3号艇がST2位でも、

1・2号艇との差が大きく、

3コースから攻められるなら、

1着候補として高く評価できます。

つまり、

STをコースに当てはめる

ことが重要です。

展示STで本番のスタートを補強する

平均STが速い艇を見つけたら、

展示STも確認します。

たとえば、

4号艇

平均ST0.09

展示ST0.04

なら、

長期傾向と当日の踏み込みが一致しています。

一方、

平均ST0.09

展示ST0.25

なら、

少し慎重になります。

1着候補では、

複数のスタート材料が同じ方向を示しているか

を見ることが重要です。

展示タイムで「攻め切る機力」を見る

スタートで前へ出ても、

その後に伸びなければ、

内艇を完全には超えられません。

そこで、

展示タイム

を確認します。

特に、

3号艇・4号艇のまくりでは、

スタート後の伸び

が重要です。

ST上位

+

展示上位

なら、

1着まで攻め切る根拠が強くなります。

モーターで裏付ける

モーターも、

勝ち切る力を判断する材料です。

たとえば、

4号艇が、

ST1位

展示1位

モーター1位

なら、

複数のデータが一致しています。

一方、

ST1位

でも、

展示6位

モーター6位

なら、

スタート後に攻め切れるか不安があります。

つまり、

1つの強い数字より複数データの一致

を重視します。

1着候補は「自分から動ける艇」を優先する

1着候補では、

展開をもらう艇より、

自分からレースを動かせる艇

を評価しやすくなります。

たとえば、

1号艇=逃げる

2号艇=差す

3号艇=まくる

4号艇=カドから攻める

という艇です。

5・6号艇のように、

他艇の攻めを待つ必要がある艇は、

1着評価により多くの条件が必要です。

「展開をもらう艇」は2・3着から考える

たとえば、

4号艇が攻め、

5号艇に展開が向く

とします。

5号艇を高く評価できても、

まずは、

2着・3着候補

として考えます。

そこから、

5号艇自身の、

ST

展示

モーター

が非常に強ければ、

1着まで引き上げます。

これにより、

1着候補を必要以上に増やさずに済みます。

人気ではなく勝ち筋を見る

一番人気だから、

1着候補

ではありません。

また、

穴艇だから、

1着にした方が配当が高い

という考え方でもありません。

まず、

その艇が、

どうやって先頭に立つのか

を説明できるか確認します。

たとえば、

「4号艇はカドからST優位でまくれる」

なら明確です。

「6号艇は人気薄だから1着」

では、

勝ち筋がありません。

BOAT LAB ANALYSIS|1号艇と4号艇の2択

たとえば、

1号艇

1コース1着率75%
平均ST0.14
モーター上位
展示3位

4号艇

平均ST0.09
展示1位
モーター上位
カド

だったとします。

この場合、

1号艇には、

イン逃げ

という勝ち筋があります。

4号艇には、

カドまくり

という勝ち筋があります。

つまり、

1着候補を1・4号艇

に絞ることができます。

2・3・5・6号艇は、

まず2着・3着側で評価します。

1着候補を2艇に絞る意味

1着候補が、

1号艇と4号艇

だけなら、

買い目はかなり整理できます。

1号艇が逃げるシナリオ

4号艇が攻め切るシナリオ

の2つを考えればよいからです。

ここから、

それぞれの2着候補を作ります。

1着候補が3艇以上になる場合

もちろん、

2号艇差し

3号艇まくり

4号艇まくり

すべてに強い根拠があるレースもあります。

しかし、

1着候補が増えるほど、

展開の不確定性も高くなります。

この場合、

データを追加して絞る

か、

第21号で扱った、

見送り

を検討することもできます。

「どれも勝ちそう」は危険サイン

1号艇もありそう。

2号艇差しもありそう。

3号艇まくりもありそう。

4号艇も怖い。

5号艇も展示が良い。

となった場合、

買い目を広げる前に、

そもそも展開が読めていないのではないか

を確認します。

1着候補を決める作業は、

レース選択の最終チェックにもなります。

BOAT LAB式|1着候補の5条件

1着候補には、次の5つを確認します。

1. 勝ち筋がある

逃げ・差し・まくりなどを説明できる。

2. コースが合っている

その勝ち方を実行しやすい位置か。

3. STに優位性がある

主導権を握れるか。

4. 展示・モーターに裏付けがある

勝ち切る機力があるか。

5. 相手関係が有利

壁や強い攻め手に邪魔されないか。

これらが複数揃う艇を、

1着候補として高く評価します。

1着候補から外す5つのサイン

逆に、

勝ち筋を説明できない

コースが不利

STで大きく負ける

展示・モーターが弱い

内外に強い相手がいる

という条件が重なる場合、

1着評価を下げます。

ただし、

1着から外しても、

2・3着候補として残ることがあります。

着順ごとの評価を分ける

たとえば、

5号艇を、

1着△

2着◎

3着◎

と評価する。

1号艇を、

1着○

2着◎

3着○

と評価する。

4号艇を、

1着◎

2着◎

3着○

と評価する。

このように、

艇ごとではなく着順ごとに評価

すると、

3連単を作りやすくなります。

BOAT LAB式|1着候補を決める順番

STEP 1 進入

実際に何コースになるか。

STEP 2 1号艇

普通に逃げられるか。

STEP 3 2〜4号艇

差し・まくり・カド攻めの候補を探す。

STEP 4 ST比較

誰がスタートから主導権を取れるか。

STEP 5 展示・モーター

攻め切れる機力があるか。

STEP 6 勝ち筋を言葉にする

どうやって1着になるか説明する。

STEP 7 1着候補を絞る

できれば1〜2艇程度まで整理する。

この順番で見ると、

「強そう」という感覚ではなく、

展開から1着候補を決められます。

1着候補を一文で説明する

最後に、

1着候補について、

一文で理由を説明します。

たとえば、

「1号艇はイン実績・ST・展示が良く、外に明確な攻め手がいないため逃げを中心に見る」

または、

「4号艇はカドで内艇よりSTが明確に速く、展示・モーターも上位なのでまくり切りを狙う」

と説明できれば、

勝ち筋が明確です。

一方、

「なんとなく4号艇が来そう」

なら、

まだ分析が足りない可能性があります。

BOAT LABでは1着候補をどう決める?

BOAT LABでは、

最初に、

一番人気の艇

を1着候補にするわけではありません。

まず、

進入

を確認します。

次に、

1号艇が、

インから普通に逃げられるのか

を判断します。

そこから、

2号艇の差し

3号艇のまくり

4号艇のカド攻め

を比較します。

そして、

平均ST

展示ST

展示タイム

モーター

相手関係

を加えます。

たとえば、

4号艇が、

4コース

平均ST0.09

展示ST0.04

展示1位

モーター上位

で、

1〜3号艇のSTが遅い

なら、

4号艇まくり

という明確な勝ち筋があります。

一方、

1号艇も、

イン実績

ST

機力

が良ければ、

1号艇逃げ

も残します。

こうして、

勝ち筋を説明できる艇だけを1着候補

として整理します。

まとめ

競艇で1着候補を決めるとき、

最もデータが良い艇をそのまま選ぶ

のではありません。

重要なのは、

その艇がどうやって勝つのか

を考えることです。

1号艇なら、

イン逃げ。

2号艇なら、

差し。

3号艇なら、

まくり。

4号艇なら、

カドまくり。

5号艇なら、

展開を利用したまくり差し。

そして、

コース

平均ST

展示ST

展示タイム

モーター

相手関係

から、

その勝ち筋が本当に成立するかを確認します。

特に1着候補では、

自分からレースを動かせるか

が重要です。

データが良くても、

外枠から展開待ちになる艇なら、

まず2・3着候補として評価します。

逆に、

1号艇の逃げ

3号艇のまくり

4号艇のカド攻め

のように、

明確な勝ち筋があり、

データも一致している艇は、

1着候補として評価できます。

BOAT LABでは、

「一番強そうな艇」ではなく、「最も勝ち筋を説明できる艇」

を1着候補として考えます。

そして、

1着候補を絞ったあと、

2着候補

3着候補

へ展開をつなげます。

これが、

BOAT LAB式の1着分析の基本です。

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