競艇データ分析

競艇の買い目が増えすぎる原因は?点数を減らすための5つの考え方

公開 2026年10月1日 更新 2026年9月1日

競艇予想をしていると、

最初は3点くらいのつもりだったのに、

気づけば、

8点

12点

20点

と、

買い目が増えてしまうことがあります。

「この艇も怖い」

「この展開もありそう」

「3着なら来るかもしれない」

と考え始めると、

候補を追加するのは簡単です。

しかし、

買い目が増えすぎると、

せっかくデータ分析で作った展開が、

ぼやけてしまうことがあります。

BOAT LABでは、

単純に、

「何点以内にする」

と決めるのではなく、

なぜその買い目が必要なのか

を確認しながら絞ります。

この記事では、

買い目が増える代表的な原因と、

点数を整理するための5つの考え方を解説します。

買い目が多いこと自体が悪いわけではない

最初に、

買い目が多い=間違い

というわけではありません。

レースによっては、

2着・3着が接戦で、

複数の組み合わせを考える必要があります。

逆に、

展開がかなり明確なら、

少ない候補に整理できることもあります。

重要なのは、

点数そのものではありません。

それぞれの買い目に、展開上の理由があるか

です。

10点あっても、

すべて説明できるなら、

分析としては筋が通っています。

一方、

5点しかなくても、

「何となく追加した」

買い目ばかりなら、

根拠は弱くなります。

原因1|1着候補を増やしすぎている

買い目が増える最大の原因のひとつが、

1着候補を広げすぎること

です。

たとえば、

1号艇もありそう。

2号艇の差しもある。

3号艇のまくりもある。

4号艇もカドだから怖い。

5号艇も展示が良い。

となると、

1着候補が5艇になります。

そこから2着・3着を組み合わせれば、

当然、点数は大きく増えます。

まず1着候補を絞る

第30号で解説したように、

1着候補では、

勝ち筋を説明できるか

が重要です。

たとえば、

1号艇は、

イン実績◎

平均ST◎

展示◎

で逃げる。

4号艇は、

カド

平均ST◎

展示◎

モーター◎

でまくる。

この2艇に明確な勝ち筋があるなら、

1着候補を、

1号艇・4号艇

まで絞ります。

2・3・5・6号艇については、

まず2着・3着側で評価します。

「来そう」と「勝ち切れる」は違う

買い目が増えるとき、

よくあるのが、

「この艇も来そう」

という理由で、

1着まで追加してしまうことです。

しかし、

2・3着に入りそう

と、

1着まで勝ち切れそう

は別です。

たとえば5号艇が、

展示2位

モーター上位

でも、

4号艇の攻めを利用する立場なら、

まず2・3着候補です。

1着まで広げるなら、

5号艇が先頭に立つ具体的な展開

が必要です。

原因2|2着・3着を全部同じ評価にしている

次に多いのが、

2着候補

3着候補

をほぼ全艇にしてしまうケースです。

たとえば、

1着4号艇

2着1・2・3・5・6

3着1・2・3・5・6

では、

ほぼ総流しに近くなります。

これは、

各艇の着順適性を分けられていない

可能性があります。

着順ごとの役割を決める

第27〜29号で解説したように、

艇ごとに、

1着向き

2着向き

3着向き

があります。

たとえば、

4号艇

=攻め手なので1着・2着向き

5号艇

=4号艇の攻めについていくので2・3着向き

6号艇

=展開待ちなので3着向き

という形です。

これを整理すると、

不要な組み合わせを減らせます。

BOAT LAB ANALYSIS|役割で絞る

たとえば、

4号艇

カド
平均ST0.09
展示1位
モーター上位

5号艇

平均ST0.12
展示2位
モーター上位

1号艇

イン成績○
平均ST0.16
モーター○

6号艇

展示○
外枠

なら、

役割は、

4号艇=1着本命

5号艇=2着中心

1号艇=2・3着残し

6号艇=3着穴

と整理できます。

この場合、

4-5-1

4-1-5

4-5-6

などは、

役割と一致しています。

一方、

4-6-5

について、

6号艇が2着まで浮上する理由がなければ、

優先度を下げられます。

原因3|「怖いから」で買い目を追加する

買い目が増える典型的な原因が、

「来たら怖い」

です。

たとえば、

本線が、

4-5-1

だったとします。

しかし、

「2号艇が来たら嫌だ」

「3号艇も一応」

「6号艇も穴で」

と追加していく。

すると、

分析ではなく、

不安によって買い目が増えます。

「怖い」は根拠ではない

2号艇を追加するなら、

なぜ2号艇が上位へ来るのか

を説明します。

たとえば、

2号艇の出足が良い。

4号艇が攻めても内側を差して残せる。

という理由があるなら、

追加する根拠になります。

一方、

「2号艇だから一応」

では、

明確な理由がありません。

BOAT LABでは、

追加する買い目ほど理由を確認する

ことが重要だと考えます。

原因4|複数の展開を全部カバーしようとする

競艇では、

1号艇逃げ

2号艇差し

3号艇まくり

4号艇カドまくり

など、

複数の展開が考えられます。

すべてをカバーしようとすると、

買い目は当然増えます。

しかし、

すべての展開を買うなら、

データ分析で優先順位をつけた意味が薄くなります。

本線と対抗に分ける

そこで、

展開を、

本線

と、

対抗

の2つ程度に整理します。

たとえば、

本線

4号艇がカドまくり。

対抗

1号艇が4号艇を受け止めて逃げ。

という形です。

すると、

4号艇中心の買い目

と、

1号艇中心の買い目

だけを考えればよくなります。

3つ以上の展開が同じくらいありそうなら?

1逃げ

2差し

3まくり

4まくり

が、

どれも同じくらいありそう。

この状態なら、

無理に全部買うのではなく、

そのレース自体が読みにくい

可能性があります。

第21号で扱った、

見送りレース

に近い状態です。

つまり、

買い目が増えること自体が、

レース選択を見直すサインになることがあります。

原因5|3着を広げすぎる

3連単では、

特に3着候補が増えやすいです。

「3着なら何でもある」

と考えると、

1着・2着を決めても、

3着総流し

になりやすくなります。

しかし、

第28号で扱ったように、

3着穴にも、

展開上の理由

があります。

3着候補にも優先順位をつける

たとえば、

4号艇が攻め手なら、

まず、

5号艇。

その次に、

6号艇。

内側では、

1号艇が残す可能性。

というように、

展開から候補を考えます。

全艇を同じように追加しません。

5号艇と6号艇を同じ評価にしない

たとえば、

4号艇が攻めるレース。

5号艇は、

4号艇のすぐ外

平均ST0.12

展示2位。

6号艇は、

平均ST0.20

展示6位。

この場合、

5号艇と6号艇を、

「外枠だから両方穴」

として同じ評価にする必要はありません。

5号艇には、

4号艇についていく理由があります。

6号艇には、

その理由が弱い。

なら、

5号艇だけを残す

という判断ができます。

点数を減らす考え方1|1着候補を先に固定する

ここからは、

実際に買い目を整理する5つの方法を見ていきます。

最初は、

1着候補を先に絞ること

です。

1着候補が、

1艇なら、

その艇から2・3着を考えます。

2艇なら、

2つのシナリオに分けます。

できるだけ、

1着候補を、

「来るかもしれない」

だけで増やさないようにします。

点数を減らす考え方2|艇ごとの役割を決める

次に、

各艇へ役割を与えます。

たとえば、

1号艇=残す艇

2号艇=評価低い

3号艇=壁

4号艇=攻め手

5号艇=追走艇

6号艇=3着穴

という形です。

すると、

どの着順で使うべきかが見えてきます。

役割がない艇は、

買い目から外しやすくなります。

点数を減らす考え方3|買い目ごとに「なぜ」を確認する

たとえば、

4-5-1

なら、

4号艇がカドまくり

5号艇が追走

1号艇が残す

と説明できます。

4-1-5

なら、

4号艇がまくり

1号艇が2着残し

5号艇が外から3着

と説明できます。

では、

4-2-6

はどうでしょう。

2号艇が2着になる理由

6号艇が3着になる理由

を説明できなければ、

候補から外す判断ができます。

点数を減らす考え方4|似たシナリオを整理する

買い目の中には、

ほぼ同じ展開を表しているものがあります。

たとえば、

4-5-1

4-5-6

は、

どちらも、

4号艇攻め→5号艇追走

が中心です。

違うのは3着だけです。

この場合、

3着候補の優先順位を比較します。

1号艇が残す根拠が強ければ、

4-5-1を上位。

6号艇の展示・モーターに強い材料があれば、

4-5-6も候補。

というように、

同じシナリオ内でも優先順位をつけます。

点数を減らす考え方5|絞れないならレースを見送る

最後は、

最も重要な考え方です。

データを見ても、

1着候補3艇以上

2着候補4艇

3着候補5艇

になってしまう。

さらに、

どの組み合わせにも、

それなりの理由がある。

この場合、

無理に5点まで減らす必要はありません。

そもそも展開が読みづらいレース

と判断できます。

買い目を無理やり削るより、

そのレースを見送る方が、

分析として自然なことがあります。

BOAT LAB式|買い目を減らす5つの考え方

整理すると、

1. 1着候補を絞る

勝ち筋を説明できる艇だけ残す。

2. 着順ごとの役割を決める

1着向き・2着向き・3着向きを分ける。

3. 「怖いから」を削る

追加にはデータ上の理由を求める。

4. シナリオを絞る

本線・対抗程度に整理する。

5. 絞れないなら見送る

点数の多さをレース難易度のサインとして使う。

この5つを使うと、

買い目を機械的に削るのではなく、

展開に沿って整理

できます。

BOAT LAB ANALYSIS|買い目が増える例

たとえば、

4号艇を本命にしたとします。

しかし、

2着候補を、

1・2・3・5・6。

3着候補も、

1・2・3・5・6。

としてしまう。

これでは、

4号艇1着という部分しか絞れていません。

ここから、

データを見直します。

2着候補を整理する

5号艇

平均ST0.12

展示2位

モーター上位

なら、

4号艇追走で2着◎。

1号艇

イン成績○

モーター○

なら、

残して2着○。

2号艇

ST遅い

展示下位。

3号艇

4号艇に攻められる側。

6号艇

外枠で展開待ち。

なら、

2着候補は、

5号艇・1号艇

まで絞れます。

次に3着候補を整理する

4-5の場合、

3着は、

1号艇の残し

6号艇の外からの浮上

を比較します。

6号艇に、

展示・モーターの裏付けがなければ、

1号艇を優先できます。

すると、

4-5-1

までかなり絞れます。

また、

4-1の場合は、

5号艇が追走して3着

という、

4-1-5

を考えられます。

このように、

役割から組み合わせを作れば、

闇雲に点数を増やさずに済みます。

「点数を先に決める」のはおすすめしない

「今日は絶対3点まで」

と先に決める方法もあります。

しかし、

レースによって、

必要な候補数は違います。

本当に2つの展開が拮抗しているなら、

3点では表現しきれない場合があります。

逆に、

1号艇が圧倒的で、

相手も1艇に絞れるなら、

少ない候補で済むことがあります。

そのため、

BOAT LABでは、

点数から予想を作るのではなく、予想した結果として点数が決まる

という考え方を基本にします。

「多いから削る」ではなく「弱い根拠を削る」

たとえば、

8点になったから、

適当に3点削る

のではありません。

それぞれについて、

根拠の強さ

を比較します。

強い根拠

ST・展示・モーター・展開が一致。

中程度の根拠

展開はあるがデータが一部弱い。

弱い根拠

「一応」「怖いから」が中心。

弱い根拠から整理していきます。

本線と抑えの差をつける

候補をすべて、

同じ評価にしないことも重要です。

たとえば、

本線

4-5-1

対抗

4-1-5

穴候補

4-5-6

というように、

優先順位をつけます。

これにより、

「候補はあるが、すべて同じ確信度ではない」

ことを整理できます。

オッズを見てから無理に買い目を増やさない

第23号で扱ったように、

オッズは最後に見ます。

たとえば、

自分の本線が、

4-5-1

だった。

しかし、

1-2-3が圧倒的人気。

ここで、

「みんな買っているから1-2-3も追加」

とすると、

データ分析とは別の理由で点数が増えます。

オッズは、

予想を増やす道具ではなく、最後に評価する情報

として使います。

高配当を見つけて追加しない

逆に、

6-5-4が100倍

だから追加

という考え方も、

点数が増える原因です。

6号艇1着の勝ち筋がないなら、

高オッズだけでは追加しません。

高配当かどうかより、

その並びがデータから説明できるか

を優先します。

BOAT LAB式|最終削除チェック

買い目候補ができたら、

それぞれについて、

なぜ1着?

なぜ2着?

なぜ3着?

この並びは本線シナリオと一致している?

「怖いから」だけで追加していない?

を確認します。

どこかで説明できない場合は、

その買い目の優先度を下げます。

1着候補が絞れれば一気に楽になる

買い目整理で最も効果が大きいのは、

やはり1着候補です。

たとえば、

6艇全員を1着候補にすると、

組み合わせは大きく増えます。

しかし、

1着候補を、

1号艇・4号艇

まで絞れば、

分析すべき展開も、

1逃げ

4攻め

の2つに絞れます。

つまり、

点数を減らす作業は、買い目画面ではなく展開分析の段階から始まっている

ということです。

2着を絞るとさらに減る

次に、

各1着シナリオに対して、

2着候補を1〜2艇に絞ります。

たとえば、

4号艇1着なら、

5号艇追走

1号艇残し

の2つ。

ここまでで、

4-5

4-1

という大枠になります。

あとは、

それぞれの3着候補を考えるだけです。

3着は「最も展開が向く艇」を優先する

最後に3着です。

3着は候補が広がりやすいため、

誰でも入れるのではなく、

今回最も展開が向く艇

から考えます。

4号艇攻めなら、

5号艇。

ただし5号艇を2着に使うなら、

その次に、

1号艇の残し

6号艇の浮上

などを比較します。

この順番なら、

3着総流しになりにくくなります。

BOAT LAB式|買い目整理の実践手順

STEP 1 進入確認

コースを確定。

STEP 2 1着候補を1〜2艇に整理

勝ち筋から決める。

STEP 3 1着ごとに2着候補を決める

残す艇・追走する艇。

STEP 4 3着候補を決める

残り目・展開穴。

STEP 5 買い目を作る

役割に合う組み合わせだけ。

STEP 6 各買い目の理由を確認

説明できないものを整理。

STEP 7 最後にオッズを見る

市場評価と比較。

この順番で進めることで、

点数を減らすことだけを目的にせず、

予想の根拠を維持したまま整理

できます。

買い目が減らないレースは重要な情報

何度分析しても、

1着が絞れない。

2着も絞れない。

3着も広い。

この状態なら、

それ自体が、

レースの不確定性が高い

という情報です。

つまり、

買い目が増えることを、

単なる技術不足

として考える必要はありません。

本当に難しいレースもあります。

そうしたレースを見抜くことも、

データ分析の一部です。

BOAT LABでは買い目をどう絞る?

BOAT LABでは、

最初から、

「5点以内」

などと決めません。

まず、

進入

平均ST

展示

モーター

から、

誰がレースを動かすのか

を考えます。

そして、

1着候補を決めます。

次に、

1着艇についていく艇

攻められても残す艇

を2着候補へ。

さらに、

展開で浮上する艇

を3着候補へ。

こうして、

1着 → 2着 → 3着

の順番で組み立てます。

そのあと、

各買い目について、

「なぜこの並びなのか」

を確認します。

根拠が弱ければ外す。

それでも候補が多ければ、

レース自体を見送る。

つまり、

BOAT LABでは、

点数を無理に減らすのではなく、根拠の弱いシナリオを減らす

という考え方で買い目を整理します。

まとめ

競艇予想で買い目が増える原因には、

いくつか共通点があります。

特に、

1着候補を増やしすぎる

2着・3着を全部同じ評価にする

「怖いから」で追加する

複数の展開をすべてカバーする

3着を広げすぎる

という5つです。

買い目を減らすときは、

単純に、

10点を5点にする

のではありません。

まず、

1着候補を絞る。

次に、

各艇の役割を決める。

そして、

2着・3着を展開から選ぶ。

最後に、

各買い目について、

なぜ1着なのか

なぜ2着なのか

なぜ3着なのか

を説明します。

説明できない組み合わせは、

優先度を下げます。

それでも点数が多すぎる場合は、

そのレース自体が、

展開を絞りにくい可能性があります。

BOAT LABでは、

「点数を減らす」ことを目的にするのではなく、「根拠の弱い買い目を減らす」

ことを重視します。

そして、

どうしても絞れないレースは、

見送る。

これが、

BOAT LAB式の買い目整理の基本です。

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