競艇データ分析

競艇の当日水面傾向はどう見抜く?前半レースから後半予想へつなげる7つのチェックポイント

公開 2026年10月26日 更新 2026年9月1日

競艇予想では、

選手

平均ST

モーター

展示

コース成績

など、

レースごとのデータを見ることが基本です。

しかし、

開催が進んでくると、

もうひとつ使える情報があります。

それが、

当日のレース傾向

です。

たとえば、

前半から、

1号艇の逃げが続いている。

2号艇の差しが目立つ。

4号艇のカド攻めが何度も決まっている。

5・6号艇が3着へよく絡んでいる。

こうした結果を見ると、

「今日はインが強いのでは?」

「今日は外が伸びるのでは?」

と考えたくなります。

しかし、

BOAT LABでは、

結果だけを並べて、

「今日は○号艇の日」

とは判断しません。

重要なのは、

なぜその結果が続いているのか

を確認することです。

この記事では、

前半レースから、

当日の水面傾向を読み、

後半レースへつなげる方法を解説します。

当日傾向は使えるが、結果だけでは危険

たとえば、

1R〜4Rまで、

すべて1号艇が1着。

この結果だけを見ると、

今日はイン有利

と考えたくなります。

しかし、

実際には、

4レースとも、

1号艇が、

A1選手。

平均ST上位。

モーター上位。

展示も良かった。

という可能性があります。

この場合、

水面がイン有利だったというより、

単純に1号艇が強かった

可能性があります。

「何が起きたか」より「なぜ起きたか」

BOAT LABでは、

前半レースを見るとき、

結果だけでなく、

その結果になった理由を確認します。

たとえば、

1号艇逃げ。

なぜ逃げた?

スタートが速かった。

外艇に攻め手がいなかった。

ターンが安定していた。

風が弱かった。

というように、

原因を分解します。

当日水面傾向を見る目的

当日傾向を見る目的は、

次のレースの着順を、

そのまま当てはめることではありません。

目的は、

今日の水面で何が再現されやすいか

を確認することです。

たとえば、

イン艇のターンが安定。

外艇のまくりが届きにくい。

なら、

後半でも、

1号艇が強い条件なら、

逃げ評価を少し上げられます。

BOAT LAB式|当日傾向の7チェック

当日の水面傾向を見るときは、

次の7項目を確認します。

1. 1コースの逃げ

2. 2コースの差し

3. 3・4コースの攻め

4. 5・6コースの浮上

5. スタート傾向

6. 風・波・潮位の変化

7. 展示と本番の一致

この7つです。

チェック1|1コースの逃げが続いているか

まず、

1号艇です。

前半レースで、

1コースの逃げが、

どれくらい成立しているかを見ます。

ただし、

勝った回数だけでは不十分です。

1号艇が逃げた理由を見る

たとえば、

前半4レース中、

3レースで1号艇逃げ。

この3艇が、

すべて、

平均ST上位。

展示STも安定。

ターンも良い。

なら、

「強いイン艇が順当に逃げた」

と考えられます。

弱い1号艇まで逃げているなら?

一方、

前半で、

平均ST下位。

モーター下位。

展示も平凡。

という1号艇まで逃げている。

なら、

その日の水面が、

イン艇にとって比較的走りやすい

可能性を考えられます。

ここで初めて、

当日イン傾向

という仮説が出てきます。

イン傾向は後半の1号艇へ補正する

たとえば、

後半の1号艇が、

事前○。

さらに、

当日、

インが安定。

風も大きく変わっていない。

なら、

○→◎

へ少し上げることがあります。

ただし、

今回の1号艇自身が弱ければ、

無理に上げません。

チェック2|2コース差しが決まっているか

次に、

2コースです。

前半で、

2号艇の差し

や、

2着残し

が多いかを確認します。

特に、

1号艇が、

先に回っているのに、

2号艇が差し込めている

ケースが続くなら、

注目です。

2コース差しが決まる理由

差しが決まっている場合、

確認したいのは、

1号艇が流れているのか。

2号艇の出足が良いのか。

水面がターン勝負になっているのか。

です。

前半の2差しを後半へどう使う?

たとえば、

前半で、

2号艇差しが複数回。

さらに、

後半の2号艇が、

出足◎。

周回展示ターン◎。

1号艇は、

ターン△。

なら、

2差し評価を上げることができます。

2号艇が来ているだけでは足りない

前半の2号艇が、

すべてモーター上位。

選手も上位。

だったなら、

水面ではなく、

艇の能力かもしれません。

そのため、

結果と艇データを分けて考えます。

チェック3|3・4コースが攻めているか

次に、

センター・カド勢です。

特に、

3号艇まくり。

4号艇カドまくり。

が前半から成立しているなら、

スタート・伸びの影響を確認します。

4号艇が勝っているだけでは不十分

たとえば、

前半で、

4号艇が2回1着。

これだけで、

「今日は4カドの日」

とはしません。

その2艇が、

平均ST0.07。

展示1位。

モーター1位。

だったなら、

単純に4号艇が強かった可能性があります。

普通の4号艇まで攻めているなら注目

一方、

平均STは中位。

展示も突出していない。

それでも、

4コースから攻めが届くケースが続いている。

なら、

その日の、

風

水面

スタート環境

が、

ダッシュ勢に合っている可能性があります。

後半の4号艇へ補正する

たとえば、

当日4カドが攻めやすい傾向。

後半4号艇が、

平均ST◎。

展示ST◎。

3号艇が遅い。

なら、

4攻め評価を、

さらに強化できます。

当日傾向+今回データが同じ方向

この形が、

BOAT LABでは最も使いやすいです。

当日、

4カドが攻めやすい。

↓

今回、

4号艇自身も強い。

↓

複数条件が一致。

↓

4攻めの確信度アップ。

という流れです。

チェック4|5・6コースが3着へ浮上しているか

次に、

外艇です。

前半から、

5・6号艇が、

2・3着へ入るケースが多い場合。

なぜ外艇が絡んでいるかを確認します。

外艇浮上には攻め手がいるか

たとえば、

4号艇が何度も攻め、

その外の5号艇が追走。

という形なら、

5号艇浮上の理由があります。

また、

3号艇攻め。

4・5号艇が展開を拾う。

というケースもあります。

6号艇が絡んだ理由も見る

6号艇が3着。

だから、

今日は6号艇を全部買う。

ではありません。

そのレースでは、

1〜3号艇が崩れた。

4・5号艇が攻めた。

6号艇自身の展示も良かった。

など、

複数条件があったかを見ます。

当日外艇傾向の使い方

たとえば、

前半から、

4攻め→5追走

が何度も成立。

後半も、

4号艇◎

5号艇○。

なら、

5号艇の2・3着評価を上げる。

という使い方ができます。

チェック5|スタート傾向

当日傾向を見るうえで、

非常に重要なのが、

本番ST

です。

単純な着順より、

誰がスタートで先行しているか

を見る方が、

展開分析へつなげやすくなります。

内艇のSTが安定している日

たとえば、

1・2号艇が、

前半から安定して先行。

外艇がほとんどスタートで出られていない。

なら、

その水面で、

内艇がスタートを合わせやすい

可能性があります。

ダッシュ勢のSTが目立つ日

逆に、

4・5号艇が、

前半から、

内艇より先行するケースが多い。

なら、

ダッシュ勢が、

スタートを合わせやすい条件

の可能性があります。

ただし選手能力も確認

前半の4号艇が、

全員、

もともと平均STの速い選手だった。

なら、

水面傾向とは言い切れません。

ここでも、

平均STと本番STの差

を見ると分かりやすくなります。

平均より速く踏み込めている艇が多いか

たとえば、

普段は0.15前後の選手が、

その日に、

0.05〜0.08付近で、

何度もスタート。

なら、

スタートを踏み込みやすい水面

という仮説ができます。

逆に、

普段速い選手でも、

軒並み遅れる。

なら、

スタートが難しい条件かもしれません。

チェック6|風・波・潮位が変わっていないか

ここが非常に重要です。

当日傾向は、

前半から後半まで、

ずっと同じとは限りません。

なぜなら、

風向き

風速

波高

潮位

が変わることがあるからです。

前半の傾向が使えなくなる例

1R〜4R。

向かい風1m。

波低い。

イン逃げ連続。

しかし、

8R以降。

向かい風6m。

波も上昇。

この場合、

前半の、

「今日はインが強い」

を、

そのまま使うのは危険です。

当日傾向は「現在の条件」に限定する

BOAT LABでは、

当日傾向を、

1日全体の固定データ

として考えません。

現在と似た水面条件のレース

を重視します。

たとえば、

風速5mになってからの、

直近3レース。

この方が、

朝の1Rより、

後半予想の参考になる場合があります。

潮位変化も更新する

海水の影響がある水面では、

満潮・干潮に向けて、

条件が変化する場合があります。

そのため、

午前と夕方を、

同じ水面として扱わないことが重要です。

チェック7|展示評価と本番が一致しているか

最後に、

その日の、

展示の信頼度

を確認します。

たとえば、

前半から、

展示タイム上位艇が、

実際のレースでも伸びている。

展示ST上位艇が、

本番でも先行。

周回展示で良かった艇が、

ターンでも安定。

このような日なら、

展示と本番の一致度が高い

と考えられます。

展示と結果が一致している日は直前情報を使いやすい

たとえば、

前半5レースで、

展示1・2位の艇が、

何度も上位。

さらに、

レース内容でも、

実際に伸びている。

なら、

後半も、

展示気配を、

やや強めに評価できます。

展示1位が毎回来ないのは当然

ただし、

展示タイム1位が、

何着だったか

だけで判断しません。

展示1位でも、

6コース。

展開なし。

なら、

着外でも、

展示評価そのものが間違いとは限りません。

「展示がレース内容へ反映されたか」を見る

たとえば、

6号艇展示1位。

結果4着。

しかし、

外からかなり伸びていた。

なら、

展示評価は、

内容として機能していた可能性があります。

つまり、

着順だけでなく、

レース内容

を確認します。

BOAT LAB式|前半レースの見方

当日傾向を調べるとき、

各レースを、

次のように簡単に記録すると分かりやすくなります。

項目内容
1着コース1・2・3・4・5・6
決まり手逃げ・差し・まくりなど
攻め手誰がレースを動かしたか
本番ST内・外どちらが優位だったか
風速当時の条件
波高当時の条件
潮位必要な水面のみ
展示との一致○・△・×

この形なら、

結果だけより、

当日傾向を読みやすくなります。

BOAT LAB ANALYSIS|前半6レース例

たとえば、

前半6レースが、

1R

1号艇逃げ。

2R

1号艇逃げ。

3R

4号艇まくり。

4R

1号艇逃げ。

5R

4号艇まくり→5号艇2着。

6R

1号艇逃げ。

だったとします。

結果だけなら、

1号艇4勝。

4号艇2勝。

です。

しかし、

これだけでは不十分です。

さらに原因を見る

1号艇4勝のうち、

4艇すべて、

イン実績◎。

ST上位。

外に攻め手なし。

だった。

一方、

4号艇2勝は、

どちらも、

3号艇よりST大幅優位。

展示1位。

だった。

この場合、

「今日はインと4号艇が強い水面」

というより、

データどおりのレースが多い日

とも考えられます。

別のパターン

前半6レースで、

平均ST下位の1号艇まで逃げる。

4号艇が展示平凡でも攻め切る。

2号艇差しも複数。

となれば、

通常とは違う、

当日特有の水面傾向を疑えます。

「いつものデータで説明できるか」を確認する

当日傾向を判断するとき、

最初にする質問は、

前半結果は、通常の艇データだけで説明できるか?

です。

説明できるなら、

水面傾向を過大評価しません。

説明しにくい結果が、

複数レースで同じ方向に続く。

そこで初めて、

当日水面の影響を強く考えます。

当日傾向を後半予想へ入れる順番

BOAT LABでは、

後半レースを予想するとき、

最初から、

「今日の傾向」

で決めません。

まず、

今回のレースデータを分析します。

STEP1|通常どおり事前予想

進入。

平均ST。

モーター。

今節。

前走。

から、

仮の展開を作ります。

STEP2|当日傾向を追加

前半レースから、

イン。

差し。

センター攻め。

外艇浮上。

スタート。

を確認。

STEP3|現在の水面を確認

風向き。

風速。

波高。

潮位。

前半と条件が同じか。

STEP4|展示で確認

今回の艇が、

現在の水面傾向に、

実際に対応しているか。

STEP5|最終補正

本命。

相手。

消し。

本線。

対抗。

穴。

を調整します。

BOAT LAB ANALYSIS|後半レース例

たとえば、

前半から、

4カドの攻めが目立つ。

ただし、

現在の水面条件も、

前半とほぼ同じ。

後半10R。

3号艇

平均ST0.18
展示ST0.20
展示5位

4号艇

平均ST0.08
展示ST0.04
展示1位

5号艇

平均ST0.11
展示2位

だったとします。

この場合、

事前データだけでも、

4攻め

↓

5追走

が見えます。

さらに、

当日も、

4カド攻めが成立しやすい。

なら、

複数の材料が同じ方向

です。

本線評価を上げられる

たとえば、

4-5-1

が本線候補。

この場合、

当日傾向も、

4→5を補強。

本線の確信度を、

少し上げることができます。

逆に当日傾向と今回データが対立

たとえば、

今日は4カドが好調。

しかし、

今回4号艇は、

平均ST×

展示ST×

モーター×

3号艇ST◎。

なら、

当日4カド傾向だけで、

4号艇を本命にはしません。

当日傾向より今回データを優先

BOAT LABでは、

基本的に、

今回の6艇データが中心

です。

当日傾向は、

補正材料。

そのため、

両者が対立する場合、

今回データを優先しながら、

確信度を調整します。

当日傾向が強いケースとは?

当日傾向を強く使いやすいのは、

次の条件が揃ったときです。

複数レースで同じ現象

1回だけではない。

選手能力だけでは説明しにくい

弱い艇でも同じ現象。

水面条件が継続

風・波が大きく変わっていない。

今回の展示も一致

対象艇が実際に良い。

この4つです。

1レースだけでは傾向とは言いにくい

1Rで4号艇がまくった。

だから、

今日は4号艇の日。

ではありません。

最低でも、

複数レースを見ます。

そして、

同じ展開が、

繰り返されているかを確認します。

ただし「3回起きたら確定」でもない

ここでも、

固定回数はありません。

3回続いたから、

絶対。

とはしません。

重要なのは、

サンプル数だけではなく、

同じ原因で起きているか

です。

前半結果には選手・番組構成の偏りがある

たとえば、

前半は、

1号艇に強い選手が集中。

後半は、

1号艇にB級選手。

ということがあります。

その場合、

前半のイン傾向を、

後半へそのまま持ち込むことはできません。

番組構成も確認する

当日傾向を見るとき、

各レースの、

1号艇と外艇の力関係

も確認します。

インが強かったのか。

単に番組構成が、

イン有利だったのか。

を分けます。

モーターの偏りもある

前半の1号艇が、

すべてモーター上位。

なら、

水面ではなく、

機力差かもしれません。

当日傾向を見るなら、

モーターとの関係も確認します。

展示タイムの全体傾向を見る

当日、

展示タイム上位が、

外艇に集中している。

さらに、

本番でも外艇が伸びている。

なら、

ダッシュ勢の機力・水面適性が、

目立つ日かもしれません。

展示STの傾向も見る

たとえば、

前半から、

外艇の展示STが、

内艇より速い。

本番でも、

外艇が先行。

というケースが続けば、

後半でも、

外のST優位を、

普段より少し重視できます。

「イン逃げ率」だけでは足りない

当日傾向を見るとき、

1コース何勝。

だけで終わらせるのではなく、

決まり手も重要です。

たとえば、

1号艇が負けたレースで、

2差しが多いのか。

3まくりなのか。

4まくりなのか。

によって、

水面の特徴が変わります。

1号艇が負けるパターンを探す

たとえば、

前半で1号艇が3回負けた。

その3回すべて、

4号艇カド攻め。

なら、

「インが弱い」

より、

4カドが届いている

という見方の方が具体的です。

2差しが多いなら?

1号艇が負けるとき、

2号艇差しが多い。

なら、

イン艇が先に回っても、

ターンが少し流れやすい

可能性があります。

後半では、

2号艇の出足・ターンが良いレースを注目できます。

5号艇が絡むパターンも見る

前半で、

5号艇が何度も2・3着。

その多くが、

4号艇攻めの外。

なら、

「5号艇が強い日」

ではなく、

4攻め→5追走が成立しやすい日

と考えます。

この方が、

後半予想へつなげやすくなります。

当日傾向も「攻め手→展開先」で考える

ここでも、

BOAT LABの基本は同じです。

誰が勝ったか。

ではなく、

誰が攻めたか。

↓

誰がその展開で得をしたか。

です。

1逃げ。

2差し。

3攻め→4浮上。

4攻め→5浮上。

という形で整理します。

BOAT LAB式|当日傾向メモ

前半レースを、

簡単にまとめるなら、

たとえば、

イン

安定○

2差し

やや目立つ

3攻め

少ない

4カド

強い

5号艇

4攻め時に浮上

ST

ダッシュ勢優勢

水面

向かい風4〜5mでほぼ継続

というようにまとめます。

これなら、

後半レースへすぐ使えます。

後半で確認する

この当日メモがあったとしても、

後半のレースごとに、

今回データを確認します。

4号艇が弱ければ、

「4カド強い日」

でも買わない。

5号艇が大きく遅ければ、

「5追走傾向」

でも評価しない。

という判断が必要です。

当日傾向で評価を上げる条件

たとえば、

4号艇。

事前○。

当日4カド傾向◎。

展示◎。

なら、

○→◎。

という調整ができます。

当日傾向で評価を下げる条件

たとえば、

1号艇。

事前○。

当日、

弱いイン艇が何度もターンで流れている。

今回1号艇も周回展示△。

なら、

○→△

まで下げることがあります。

ただし、

当日傾向だけで大幅変更しません。

大幅変更は複数材料が必要

たとえば、

1号艇事前◎。

しかし、

当日イン苦戦。

風が強くなった。

波高上昇。

今回周回展示×。

4号艇展示ST◎。

なら、

複数の根拠が揃っているため、

本線変更を検討できます。

水面が変わったら当日傾向をリセットする

重要なのが、

これです。

風向き変更。

風速急上昇。

波高上昇。

潮位変化。

など、

水面が大きく変わったら、

それまでの当日傾向の重要度を下げます。

「今日」ではなく「今の水面」

BOAT LABでは、

今日の傾向

より、

現在の水面傾向

と考える方が正確です。

朝と夕方では、

条件が違う可能性があります。

そのため、

直近の似た条件を重視します。

BOAT LAB ANALYSIS|水面変化例

前半:

向かい風2m。

波高2cm。

1号艇逃げ4連続。

後半:

追い風6m。

波高8cm。

この場合、

前半4レースのイン逃げは、

現在の水面と条件が違います。

後半では、

新しい水面条件のレースを、

改めて観察します。

直近レースの価値が上がる

水面が変化した場合、

1Rの結果より、

直前の8R・9Rの方が、

10R予想には参考になりやすくなります。

特に、

風速

波高

が似ているレースを重視します。

レース結果だけではなく映像・内容を見る

可能なら、

単純な着順だけでなく、

1マークの内容も確認します。

1号艇は、

余裕で逃げたのか。

ぎりぎり残したのか。

4号艇は、

実際に伸びて攻めたのか。

5号艇は、

展開を拾ったのか。

ここまで見ると、

当日傾向の精度が上がります。

「1着コース」だけでは見えないケース

結果、

1-4-5。

一見、

1号艇逃げ。

しかし、

4号艇が大きく攻め、

1号艇がぎりぎり残した。

なら、

実際には、

4カドの攻めがかなり効いています。

後半でも、

4号艇攻めを評価する材料になります。

逆に4-1-5でも内容は違う

4号艇1着。

しかし、

1号艇がスタートで大きく遅れた。

4号艇は、

それを普通にまくっただけ。

なら、

「4カドが伸びる水面」

とは言い切れません。

ここでも、

原因を見ることが重要です。

BOAT LAB式|当日水面7チェック

改めて整理します。

1. イン逃げ

弱い1号艇まで逃げている?

2. 2コース差し

1号艇が流れ、2号艇が差し込んでいる?

3. 3・4コース攻め

通常以上にセンター・カドが届いている?

4. 5・6号艇浮上

どの攻めから展開をもらっている?

5. ST

内・外どちらが本番で先行している?

6. 水面変化

風・波・潮位は前半と同じ?

7. 展示との一致

展示の良さが本番内容へ出ている?

この7つです。

BOAT LAB式|後半レースへの反映方法

当日傾向を見つけたら、

次のように使います。

当日傾向と今回データが一致

評価アップ。

当日傾向と今回データが対立

今回データを中心に慎重。

水面条件が変化

過去傾向の比重を下げる。

展示も当日傾向と一致

さらに評価を補強。

この4パターンです。

当日傾向は「決定材料」ではなく「追加の1票」

たとえば、

4号艇について、

平均ST◎。

モーター◎。

展示◎。

当日4カド傾向◎。

なら、

4つの材料が、

同じ方向。

一方、

平均ST×

モーター×

展示×

当日4カド傾向◎。

なら、

当日傾向だけです。

この場合、

4号艇を本命にする理由としては弱い。

つまり、

当日傾向は、

複数データの中の1つ

として扱います。

人気やオッズより前に見る

当日傾向も、

オッズを見る前に整理します。

前半結果。

現在の水面。

今回の展示。

攻め手。

を確認。

その後、

買い目を作り、

最後にオッズ。

これまでのBOAT LAB式と同じ順番です。

当日傾向で買い目を増やさない

たとえば、

自分の本線は、

1-2-4。

しかし、

今日は4号艇がよく来るから、

4-5-1も追加。

5号艇も来ているから、

4-5-6も追加。

とすると、

買い目が増えます。

当日傾向を使うなら、

現在のシナリオと一致するか

を確認します。

当日傾向で「本線順位」を調整する

使いやすいのは、

買い目追加より、

本線・対抗の順位変更です。

たとえば、

事前、

本線

1-4-5

対抗

4-5-1

しかし、

当日4カドが非常に攻めやすい。

今回4号艇も展示◎。

なら、

本線

4-5-1

対抗

1-4-5

へ入れ替える。

この使い方です。

見送り判断にも使える

当日傾向が、

全く見えない。

水面条件も変化。

展示もバラバラ。

今回の本命候補も3艇。

なら、

不確定要素が多い状態です。

この場合、

見送り判断を強める材料になります。

逆に当日傾向で予想しやすくなることもある

事前では、

1号艇と4号艇で迷う。

しかし、

当日、

同じ水面条件で、

4カドが何度も攻め、

今回4号艇も展示◎。

なら、

4号艇へ絞りやすくなることがあります。

つまり、

当日傾向は、

レースを難しくする情報ではなく、

迷いを減らす情報

にもなります。

BOAT LAB式|当日水面分析の実践フロー

STEP1

前半結果を見る。

STEP2

決まり手・攻め手を見る。

STEP3

本番STを見る。

STEP4

風向き・風速・波高・潮位を確認。

STEP5

現在も同じ条件か確認。

STEP6

今回の展示と比較。

STEP7

本命・相手・着順評価を補正。

STEP8

本線・対抗を決定。

STEP9

最後にオッズ。

この流れです。

BOAT LAB ANALYSIS|総合例

たとえば、

現在、

向かい風4m。

波高もほぼ一定。

前半から、

4カドが、

5レース中3レースで攻め手。

そのうち、

5号艇が、

2回2・3着へ浮上。

そして10R。

1号艇

イン実績○
平均ST0.15
モーター○
展示○

3号艇

平均ST0.19
展示ST0.20
展示5位

4号艇

平均ST0.08
展示ST0.04
展示1位
モーター◎

5号艇

平均ST0.11
展示ST0.08
展示2位

とします。

事前データ

4号艇が、

3号艇より明確にST優位。

モーターも展示も良い。

まず、

4攻めが本線候補です。

当日傾向

同じような水面条件で、

4カド攻めが複数成立。

さらに、

5号艇追走も出ている。

このため、

4→5

という関係を、

少し強化できます。

最終評価

4号艇

1着◎

5号艇

2着◎
3着◎

1号艇

2着○
3着◎

なら、

本線

4-5-1

対抗

4-1-5

という形に整理できます。

重要なのは「4号艇が今日よく来るから」ではない

この予想理由は、

「今日は4号艇が来る日」

ではありません。

今回の4号艇が強く、さらに現在の水面でも4カド攻めが再現されている

からです。

この違いが重要です。

当日傾向をデータとして蓄積する

第47〜49号で扱った検証を、

水面分析にも使えます。

たとえば、

毎日、

風向き。

風速。

波高。

潮位。

1着コース。

決まり手。

攻め手。

を保存します。

「当日傾向が当たったか」も記録する

たとえば、

「4カド優勢」

と判断した後半レース。

実際に、

4号艇が攻めたか。

5号艇が追走したか。

を記録します。

これによって、

当日傾向分析そのものを、

検証できます。

当日傾向の予想精度も100レースで見る

たとえば、

当日イン優勢判定。

当日4カド優勢判定。

当日2差し優勢判定。

を蓄積。

第49号のように、

30

50

100レース

と増やして検証できます。

競艇場別に分ける

データ量が増えたら、

競艇場別に、

当日傾向の出方を比較できます。

たとえば、

風が変わりやすい場。

潮位の影響を意識する場。

比較的水面が安定する場。

などです。

これによって、

BOAT LAB独自の競艇場分析へ発展できます。

「場×風×当日傾向」まで進められる

将来的には、

たとえば、

特定の競艇場。

向かい風5m前後。

4号艇が3号艇より展示ST優位。

という条件で、

4攻めがどれくらい成立したか。

まで分析できます。

これは、

BOAT LABならではの、

データコンテンツにできます。

BOAT LABでは当日水面傾向をどう使う?

BOAT LABでは、

前半結果を見て、

「今日はイン」

「今日は外」

と単純には決めません。

まず、

前半レースで、

何が起きたか。

次に、

なぜ起きたか。

そして、

そのときの、

風

波

潮位

ST

展示

を確認します。

さらに、

現在も同じ水面条件か

を確認します。

そのうえで、

今回の6艇データと、

当日傾向が一致しているかを見ます。

つまり、

前半結果 → 原因 → 現在の水面 → 今回の展示 → 後半の展開

という順番です。

まとめ

競艇の当日水面傾向は、

後半レースを予想するうえで、

使える情報のひとつです。

しかし、

前半で1号艇が続いたから、

後半も1号艇。

4号艇が2回勝ったから、

次も4号艇。

という使い方にはしません。

BOAT LABでは、

次の7項目を確認します。

1. 1コースの逃げ

2. 2コースの差し

3. 3・4コースの攻め

4. 5・6コースの浮上

5. 本番ST

6. 風・波・潮位の変化

7. 展示と本番の一致

重要なのは、

結果そのものではなく、

なぜその結果になったのか

です。

また、

前半と後半で、

風向き

風速

波高

潮位

が変わっていれば、

前半傾向の重要度を下げます。

BOAT LABでは、

「今日の傾向」

ではなく、

「現在の水面傾向」

として考えます。

そして、

今回の、

平均ST

モーター

展示ST

展示タイム

周回展示

と、

現在の水面傾向が、

同じ方向を示しているかを確認します。

両方が一致すれば、

本命の確信度を上げる。

対立すれば、

今回データを中心に慎重に判断。

水面が変われば、

過去の当日傾向を弱める。

この使い分けが重要です。

つまり、

BOAT LABでは、

「前半の結果を後半へコピーする」のではなく、「前半で起きた現象が、現在の水面と今回の6艇でも再現できるかを確認する」

という考え方を重視します。

これが、

BOAT LAB式の当日水面傾向分析の基本です。

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