競艇場の直前情報を見ると、
風向き
風速
と一緒に、
波高
が表示されていることがあります。
波高1cm。
波高3cm。
波高5cm。
波高10cm。
などです。
ここで、
「波が高い日は何が変わるの?」
「イン逃げは弱くなる?」
「外艇を狙った方がいい?」
と疑問に思うかもしれません。
BOAT LABでは、
波高だけを見て、
買う艇を決めることはありません。
重要なのは、
波によって艇の動きがどう変わり、その水面に誰が対応できているか
です。
この記事では、
波が高い日の、
展示
ターン
スタート
コース別の見方を解説します。
波高とは?
波高は、
水面にどの程度の波があるか
を見るための情報です。
数字が大きくなるほど、
水面が上下しやすくなっている
と考えることができます。
ただし、
同じ波高でも、
風向き
風速
競艇場
水面状況
などによって、
実際の走りやすさは変わります。
そのため、
波高は、
単独ではなく周囲の条件と組み合わせて見る
ことが重要です。
波高が高いと何が変わる?
水面に波があると、
艇は完全に平らな水面を走るわけではありません。
そのため、
特に影響を確認したいのが、
ターン。
艇の安定感。
出足。
です。
直線で速くても、
1マークで艇が暴れる。
ターン後に前へ押さない。
となれば、
その機力を十分に生かせない可能性があります。
波高は「艇の安定性」を見るデータ
BOAT LABでは、
波高そのものより、
その波の中で艇が安定しているか
を重視します。
つまり、
波高5cmだから1号艇×
ではありません。
波高5cmでも、
1号艇が、
ターン◎
出足◎
展示ST◎
なら、
イン逃げを評価できます。
波が低い日は通常データを使いやすい
比較的波が低く、
水面が穏やかなら、
平均ST
モーター
展示タイム
など、
通常のデータを使いやすくなります。
もちろん、
波が低ければ必ず予想しやすい
という意味ではありません。
ただ、
水面による大きな補正は、
必要になりにくくなります。
波が高くなるほど周回展示を重視する
一方、
波高が上がってくると、
今回の水面で、
実際に艇がどう動いているか
が重要になります。
そのため、
BOAT LABでは、
波が高いほど、
周回展示の重要度を少し上げる
という考え方をします。
なぜ周回展示を見る?
展示タイムは、
直線気配を見る材料です。
展示STは、
スタートを見る材料。
しかし、
波の中で、
艇が安定してターンできるか
を見るには、
周回展示が重要です。
特に、
1・2号艇では、
ターンと出足を確認します。
波高と1号艇
1号艇の基本は、
イン逃げです。
先に1マークを回り、
そのまま前へ出る必要があります。
そのため、
波が高い場合、
1号艇では、
ターンの安定感
が特に重要になります。
1号艇|波が高くてもターン◎
たとえば、
1号艇が、
平均ST0.12
モーター○
展示ST0.11
周回展示ターン◎
出足◎
だったとします。
波高が少し高めでも、
今回の水面で、
艇を安定して回せている。
この場合、
イン逃げ評価を維持しやすくなります。
1号艇|波高+ターン不安
逆に、
平均STは速い。
しかし、
周回展示で、
ターンが流れる。
出口でも押していない。
さらに波が高い。
この場合、
1号艇の、
1着評価を少し下げることがあります。
ただし1号艇完全消しとは限らない
波の影響で、
逃げ切りは難しくても、
インから、
2・3着へ残す
可能性があります。
つまり、
波高で1着評価を下げても、残し評価は別
です。
これは、
第41号で扱った考え方にもつながります。
波高と2号艇
2号艇では、
差し
を考えます。
波がある場合でも、
1マークで艇を安定して回り、
内側へ差し込み、
出口で前へ押せるか
が重要です。
2号艇は周回展示の出足を見る
2号艇が、
展示タイムは4位。
しかし、
周回展示で、
ターン◎
出足◎。
一方、
1号艇が、
波の中でターン△。
なら、
2号艇の差し評価を上げることがあります。
つまり、
波がある日は2号艇のターン・出足がより重要
になります。
2号艇|波が高いから差しとは限らない
1号艇が不安定。
だから2号艇。
だけでは不十分です。
2号艇自身も、
ターン×
出足×
なら、
差し切れない可能性があります。
見るべきなのは、
1号艇の弱点+2号艇の差し能力
です。
波高と3号艇
3号艇では、
まくり
を考えるケースがあります。
そのため、
平均ST
展示ST
伸び
が重要です。
しかし、
波が高くなると、
スタートで出ても、
1マークまで安定して攻め切れるか
も確認する必要があります。
3号艇|STだけ速くても注意
たとえば、
3号艇、
平均ST0.08。
展示ST0.04。
しかし、
周回展示では、
ターンで艇が大きく流れている。
波高も高い。
この場合、
攻め手としては評価できても、
1着まくり評価を少し下げる
ことがあります。
3号艇|伸び+安定なら強い
平均ST◎
展示ST◎
展示タイム◎
さらに、
周回展示も安定。
なら、
波があっても、
攻め切れる可能性を高く評価できます。
波高と4号艇
4号艇も、
波高分析では重要です。
4コース・カドから、
スタートで先行。
内艇へ攻める。
という勝ち筋があります。
この場合、
必要なのは、
ST
伸び
だけではありません。
波のある水面で、
攻めたあとにターンをまとめられるか
も確認します。
4号艇|波が低い場合
水面が穏やか。
平均ST◎。
展示ST◎。
展示タイム◎。
3号艇が遅い。
なら、
4カド攻めを素直に評価しやすくなります。
4号艇|波が高い場合
波高が高め。
4号艇は、
ST◎。
伸び◎。
しかし、
周回展示で不安定。
なら、
4号艇の攻め手評価は残しながら、
1着◎
から、
1着○・2着◎
へ調整することがあります。
「攻められる」と「勝ち切れる」を分ける
ここが重要です。
波がある水面では、
スタートで先行できる。
内艇へ攻められる。
しかし、
最後まで安定して走り切れるか
は別です。
つまり、
攻め手評価と1着評価を分ける
ことがあります。
波高と5号艇
5号艇は、
4号艇の攻めに乗るケースがあります。
そのため、
まず、
4号艇が波の中でも攻められるか
を確認します。
そのうえで、
5号艇自身の、
ターン
出足
安定感
を見ます。
5号艇は波の中で差し込めるか
4号艇が攻める。
内艇が流れる。
その内側へ、
5号艇がまくり差し。
という展開があります。
波がある状況では、
このとき、
5号艇自身が、
艇を安定させながら差し込めるか
が重要です。
4号艇◎+5号艇周回展示◎
この組み合わせなら、
4攻め
↓
5追走・まくり差し
を高く評価できます。
特に、
内艇のターンが不安定なら、
5号艇の2・3着評価を上げることがあります。
波高と6号艇
6号艇は、
最も外。
基本的には、
展開待ちになりやすいです。
波が高いから、
6号艇が来る
という単純な考え方はしません。
6号艇浮上には複数条件
たとえば、
波が高い。
1〜3号艇がターン不安。
4・5号艇が攻める。
6号艇自身も展示○。
このような場合、
6号艇が、
3着へ浮上する
シナリオを考えられます。
「荒れ水面=6号艇」は危険
水面が荒れると、
人気薄を買いたくなることがあります。
しかし、
誰が崩れるのか。
誰が攻めるのか。
6号艇自身に最低限の機力があるか。
を確認しなければ、
根拠のない穴狙いになります。
BOAT LAB式|波高とコース
整理すると、
| コース | 波がある日に重視するもの |
|---|---|
| 1コース | ターン・出足・ST |
| 2コース | ターン・差し足 |
| 3コース | ST・伸び・安定感 |
| 4コース | ST・伸び・攻め後のターン |
| 5コース | 4号艇の攻め・ターン・出足 |
| 6コース | 外攻め・内艇崩れ・自身の安定感 |
波高だけで、
コース評価を決めないことが重要です。
波高は何cmから気にする?
ここで気になるのが、
「何cm以上なら波を重視するのか」
です。
BOAT LABでは、
固定された絶対ラインより、
波が上がるほど周回展示を重視する
という考え方を使います。
大まかな見方として、
波が低い。
↓
通常データ中心。
波が少し出ている。
↓
ターン・安定感も確認。
波が高い。
↓
周回展示・水面対応をより重視。
という形です。
数字だけで固定しない理由
同じ波高でも、
風速
風向き
競艇場
によって、
実際の水面状況は違う可能性があります。
そのため、
「波高5cm=必ず荒れる」
とは考えません。
数字は目安。
最終判断は、
今回の展示
です。
波高が低い+風も弱い
この場合、
水面条件による補正は小さくなります。
平均ST
モーター
コース成績
展示タイム
などを、
比較的素直に評価しやすくなります。
波高が高い+風も強い
この場合、
水面状況の影響を、
より強く考えます。
展示ST
周回展示
ターン
安定感
を確認します。
つまり、
風速と波高はセットで見る
ことが重要です。
波高と風速は同じではない
風が強ければ、
波も高くなるケースがあります。
しかし、
風速と波高は、
同じ情報ではありません。
風速は、
空気の動き。
波高は、
実際の水面の状態。
そのため、
両方を確認する意味があります。
BOAT LAB式|風と波の組み合わせ
風弱い+波低い
通常データ中心。
風強い+波低い
スタートや風への対応を確認。
風弱い+波高い
水面そのものの影響を意識。
風強い+波高い
スタート・ターン・安定感をより重視。
このように分けると、
整理しやすくなります。
BOAT LAB ANALYSIS|風5m・波高あり
たとえば、
向かい風5m。
波も高め。
1号艇
平均ST0.13
展示ST0.12
ターン◎
出足◎
3号艇
平均ST0.17
展示ST0.18
ターン△
4号艇
平均ST0.08
展示ST0.04
展示1位
伸び◎
ターン○
5号艇
平均ST0.11
展示2位
ターン◎
だったとします。
水面は難しい。
しかし、
1号艇
4号艇
5号艇
は、
今回の展示でも比較的安定しています。
この場合、
波が高いから、
予想を大きく崩す必要はありません。
この場合の展開
4号艇は、
ST・伸びで攻め手。
5号艇は、
外から追走。
1号艇は、
波の中でもターン・出足が良く、
残し。
という形です。
つまり、
本線
4-5-1
対抗
4-1-5
のような展開を考えられます。
別の例|1号艇ターン×
たとえば、
波高が高め。
1号艇
平均ST◎
展示ST○
しかしターン×
2号艇
出足◎
ターン◎
4号艇
ST○
展示○
だった場合。
1号艇は、
スタートで先行できても、
1マークのターンに不安。
この場合、
1逃げ一本ではなく、
2差し
4攻め
など、
他のシナリオを少し上げます。
波高は「差し評価」にも使える
1号艇が、
波の中でターンをまとめられない。
2号艇は、
周回展示で安定。
なら、
2号艇の差し評価を上げることがあります。
つまり、
波高は、
インを下げるだけでなく、
その弱点を誰が利用できるか
を見るために使います。
波で内艇が流れれば外艇にも展開
1・2・3号艇が、
ターンで流れる。
4号艇が攻める。
5号艇が外から入る。
という展開もあります。
しかし、
ここでも、
外艇自身の展示が必要です。
波が高いという理由だけで、
5・6号艇を追加しません。
「波が高い=荒れる」を疑う
波高が高いと、
波乱を期待したくなります。
しかし、
強い1号艇が、
波の中でも、
ST
ターン
出足
すべて◎。
外艇は不安定。
なら、
むしろ1号艇が、
相対的に有利になる可能性もあります。
つまり、
難しい条件ほど対応できる艇との差が出る
ことがあります。
水面が難しいからこそ1艇が抜けることもある
全艇が同じ条件で走ります。
そのため、
波高が高いこと自体より、
誰がその条件に対応しているか
が重要です。
6艇全て不安定。
なら、
難しいレース。
1艇だけ安定。
なら、
その艇の評価を上げられる。
という考え方です。
波高と展示タイムの関係
波が高い場合でも、
展示タイムは確認します。
ただし、
展示タイム1位だけで、
高評価とはしません。
直線は速い。
しかし、
ターンが不安定。
ということがあるからです。
波が高いほど「展示タイム+周回展示」
たとえば、
4号艇、
展示タイム1位。
周回展示◎。
なら、
直線もターンも良い。
一方、
展示タイム1位。
周回展示×
なら、
直線型。
というように、
タイプを分けます。
1・2号艇では周回展示の比重を上げる
1・2号艇は、
1マークのターンが特に重要です。
そのため、
波の高い状況では、
展示タイム順位より、
ターン・出足の評価を、
より重視することがあります。
3・4号艇ではSTとターンの両立
3・4号艇は、
攻めるための、
スタート
伸び
が必要です。
しかし、
波があるなら、
そこに、
ターン安定性
を加えます。
つまり、
速く出る+攻め切る+ターンをまとめる
の3段階です。
波高とモーター
モーター上位でも、
波の中で艇が安定しない
ことがあります。
逆に、
モーター成績は下位でも、
今回展示では、
波の中で安定。
という場合があります。
第37号と同じように、
モーターを、
基礎評価。
展示を、
現在の状態。
として使います。
モーター◎+波の展示◎
これは、
高評価しやすいです。
過去の機力実績も良い。
今回の難しい水面でも動いている。
という状態です。
モーター◎+波の展示×
この場合、
機力評価は残しますが、
今回の水面への対応に不安。
として、
少し評価を下げます。
モーター×+波の展示◎
過去の数字は低くても、
今回の水面では、
良い動き。
なら、
評価アップできます。
ただし、
展示1回だけで、
一気に本命にはしません。
波高と今節成績
今節の中で、
波や風が強いレースがすでにあった場合、
そのときの内容も参考にできます。
たとえば、
似た水面条件で、
外コースから好走。
STも安定。
なら、
水面への対応材料になります。
ただし着順だけでは見ない
同じ波のある条件で1着。
でも、
1コースだった。
今回5コース。
なら、
そのまま1着評価へは使いません。
今回と似た役割で、
どんな走りだったか
を確認します。
波がある日は選手の「水面対応」をどう見る?
選手が、
今回の水面で、
実際に安定して走っているか
を見るために、
今節内容
展示
を確認します。
ただし、
「この選手は荒水面に強い」
という印象だけで判断するより、
今回のデータを優先します。
当日の前半レースも参考にする
波が高い日は、
前半のレースで、
どんな傾向が出ているか
を見ることもできます。
たとえば、
イン艇が、
ターンで流れるケースが続いている。
2コース差しが目立つ。
外艇が3着へ浮上している。
などです。
前半結果だけで決めない
ただし、
前半3レースで、
2号艇が差した。
だから次も2号艇。
とはしません。
重要なのは、
なぜ差しが決まったのか。
イン艇が流れていたのか。
2号艇の出足が良かったのか。
を確認することです。
BOAT LAB式|波のある日の当日傾向
見るのは、
イン艇のターン
2号艇の差し
3・4号艇の攻め
外艇の浮上
です。
その傾向が、
今回の6艇データでも再現できるか
を確認します。
波高は「今日の傾向」と一緒に更新する
たとえば、
午前中は波高2cm。
午後は波高8cm。
なら、
午前中のレース結果を、
そのまま午後へ使うのは慎重です。
水面が変化しています。
つまり、
当日傾向も波高変化と一緒に更新
します。
波高が上がったら展示を再重視
時間帯で、
波が高くなった。
なら、
後半レースでは、
事前データより、
展示での安定感を、
より確認します。
波高が下がった場合
逆に、
前半は荒れていた。
後半は水面が落ち着いた。
なら、
前半の、
「インが苦戦」
という傾向を、
そのまま引き継がないようにします。
BOAT LAB式|波高分析7ステップ
STEP1 波高を確認
水面がどの程度動いているか。
STEP2 風速・風向きを確認
波の背景条件を見る。
STEP3 事前評価を確認
平均ST・モーター・進入。
STEP4 展示STを見る
今回もスタートできているか。
STEP5 周回展示を見る
ターン・出足・安定感。
STEP6 攻め手を再確認
波によって攻め手が変わったか。
STEP7 着順評価を補正
1着・2着・3着を調整。
この流れです。
BOAT LAB式|波高で評価を変える例
事前
4号艇◎
波高上昇
水面が難しくなる。
展示
ST◎
伸び◎
ターン○
なら、
評価維持。
一方、
ST◎
伸び○
ターン×
なら、
1着◎
↓
1着○・2着◎。
このように、
着順評価で補正
します。
波高だけで本命を変えない
重要なのは、
波高10cmになった
という理由だけで、
本命を変えないことです。
本命変更を考えるなら、
波高上昇
+
展示ST悪化
+
ターン不安定
など、
複数の根拠が必要です。
波高だけで穴を増やさない
同じように、
波が高いから、
5・6号艇追加。
とはしません。
追加するなら、
4号艇の攻め。
内艇崩れ。
外艇自身の展示。
という、
明確な展開理由が必要です。
BOAT LAB ANALYSIS|総合例
たとえば、
波高が高め。
風速も強め。
1号艇
平均ST0.14
モーター○
展示ST0.13
ターン△
2号艇
平均ST0.16
出足◎
ターン◎
3号艇
平均ST0.18
展示×
4号艇
平均ST0.09
展示ST0.05
展示1位
ターン○
5号艇
平均ST0.12
展示2位
ターン◎
6号艇
平均ST0.17
展示○
だったとします。
展開を考える
1号艇は、
インですが、
ターン△。
2号艇は、
差し足◎。
4号艇は、
ST・伸び◎。
5号艇も、
追走・ターン◎。
この場合、
水面が難しいことによって、
1号艇逃げ一本ではなく、
2差し
4攻め
という複数シナリオが見えます。
本線を決めるなら?
さらに、
4号艇が、
3号艇よりSTで明確に優位。
なら、
4攻め
を中心にすることができます。
そして、
5号艇追走。
1号艇は、
ターン不安があるため、
2・3着評価を少し下げる。
2号艇は、
差し残しとして評価アップ。
というように、
波高を、
各艇の役割へ変換します。
波高は「予想を難しくするだけ」のデータではない
波が高いと、
不確定要素は増えることがあります。
しかし、
全艇が同じように苦戦するわけではありません。
むしろ、
対応できる艇と、
できない艇の差が、
展示に出る可能性があります。
つまり、
波高は、
艇同士の対応差を見つける材料
にもなります。
波のある日ほど「比較」が大事
波高5cmだから、
1号艇マイナス。
ではありません。
1号艇のターン△。
2号艇ターン◎。
なら、
2号艇を相対的に上げる。
4号艇がST・伸び・安定◎。
3号艇が全て△。
なら、
4号艇を上げる。
というように、
6艇の比較
で使います。
BOAT LAB式|波高を見る最終5問
波が高い日に、
最後に確認したいのは、
1号艇は先に回って安定できる?
2号艇は差し込めるターン・出足がある?
3・4号艇は攻めたあとまで安定できる?
5・6号艇は内艇崩れを拾える状態?
展示で水面対応できている艇は誰?
この5つです。
波高は「ターンの質」を確認するために使う
風速分析では、
スタートへの影響をかなり重視しました。
一方、
波高分析では、
特に、
ターンの質と艇の安定感
が重要です。
そのため、
周回展示を、
より丁寧に確認します。
風速+波高+展示をセットにする
水面分析では、
風速だけ。
波高だけ。
ではありません。
たとえば、
向かい風5m。
波高高め。
4号艇展示ST◎。
ターン◎。
なら、
難しい条件でも、
4号艇が対応。
という評価になります。
BOAT LABでは波高をどう使う?
BOAT LABでは、
波高を、
本命を直接決める数字
としては使いません。
まず、
平均ST
モーター
コース
進入
から、
事前の展開を作ります。
次に、
風速・風向き
波高
を確認。
そして、
周回展示を中心に、
今回の水面で、
各艇が、
ターン
出足
安定感
を出せているかを見ます。
つまり、
波高は、
事前予想を「水面対応」という視点から補正するデータ
です。
まとめ
競艇の波高は、
水面状態を判断する重要な情報です。
ただし、
波が高いから、
イン消し。
外艇買い。
とは考えません。
重要なのは、
その波の中で誰が最も安定して走れているか
です。
BOAT LABでは、
波が高くなるほど、
展示タイムだけでなく、
周回展示
をより重視します。
1号艇なら、
ターン
出足
スタート。
2号艇なら、
差し足
ターン。
3号艇なら、
ST
伸び
安定感。
4号艇なら、
ST
伸び
攻めたあとのターン。
5号艇なら、
4号艇の攻め
ターン
出足。
6号艇なら、
外攻め
内艇崩れ
自身の安定感。
を確認します。
そして、
風速
風向き
波高
をセットで見ます。
水面が難しくても、
1艇だけ展示で安定している。
なら、
その艇を高く評価できます。
逆に、
複数艇が不安定で、
攻め手も決まらない。
なら、
レース全体の確信度を下げます。
BOAT LABでは、
「波高で艇を選ぶ」のではなく、「波によって各艇のターンと展開がどう変わるかを見る」
という考え方を重視します。
そして、
事前データ
↓
水面条件
↓
展示
↓
攻め手
↓
着順評価
という順番で、
最終予想へつなげます。
これが、
BOAT LAB式の波高分析の基本です。