競艇データ分析

競艇で消し艇はどう決める?買い目から外しやすい艇の5つの条件

公開 2026年10月12日 更新 2026年9月1日

競艇予想では、

どの艇を買うか

を考えることが多いですが、

同じくらい重要なのが、

どの艇を消すか

です。

6艇すべてを、

2着・3着候補に残してしまえば、

買い目は簡単に増えてしまいます。

だからといって、

データが少し悪いだけで、

すぐに消すのも危険です。

BOAT LABでは、

単純に、

展示6位だから消し

モーター6位だから消し

とは考えません。

重要なのは、

その艇が上位へ来るシナリオを作れるか

です。

この記事では、

買い目から外しやすい艇を判断する5つの条件を解説します。

消し艇とは?

ここでいう消し艇とは、

単純に、

弱い艇

という意味ではありません。

BOAT LABでは、

今回のレースで1〜3着へ入るシナリオを作りにくい艇

を、

消し候補として考えます。

つまり、

選手の能力そのものを否定するわけではありません。

今回の、

コース

相手関係

機力

展開

を考えた結果として、

買い目から外す

ということです。

「データ最下位=消し」ではない

たとえば、

1号艇が、

展示6位

モーター5位

平均ST4位

だったとします。

数字だけを見ると、

かなり低評価です。

しかし、

1コースから走る。

外に明確な攻め手がいない。

なら、

2・3着へ残る可能性があります。

つまり、

順位が悪いだけでは完全消しにはできません。

消すには「展開上の弱さ」も必要

逆に、

6号艇が、

平均ST6位

展示6位

モーター6位。

さらに、

外から展開を作る艇もいない。

内艇が強い。

この場合、

6号艇が上位へ来る道がかなり少なくなります。

このように、

複数の悪条件が、

同じ方向を向いたとき、

消しやすくなります。

条件1|コースが不利で展開もない

最初の条件は、

コースが不利なのに、展開も期待できない

ことです。

特に、

5号艇

6号艇

では重要です。

外コースは、

内艇よりも上位へ来るために、

より多くの展開が必要になります。

6号艇で前も攻めないケース

たとえば、

6号艇自身が、

平均ST0.20

展示5位

モーター5位。

さらに、

4号艇

5号艇

も、

STが遅い。

展示も弱い。

なら、

外からレースが動く可能性が低くなります。

6号艇自身も、

内艇を超える強い材料がない。

この場合、

6号艇を買い目から外しやすくなります。

5号艇も4号艇が攻めないなら苦しい

5号艇は、

4号艇の攻めに乗って浮上するケースがあります。

しかし、

4号艇が、

ST×

展示×

モーター×

なら、

5号艇に展開が向きにくくなります。

さらに5号艇自身も低評価なら、

上位へ来るシナリオがかなり減ります。

BOAT LAB ANALYSIS|外艇消し型

たとえば、

4号艇

平均ST0.20
展示5位
モーター下位

5号艇

平均ST0.21
展示6位
モーター下位

6号艇

平均ST0.22
展示4位
モーター下位

一方、

1〜3号艇が、

ST・展示・モーターとも上位。

この場合、

ダッシュ勢から展開が生まれにくい。

5・6号艇を、

2・3着から外しやすくなります。

条件2|STで大きく置かれる

2つ目は、

スタートで周囲より大きく遅れる可能性が高い

ことです。

平均STそのものより、

隣艇との差

を見ることが重要です。

0.20だから遅いとは限らない

たとえば、

全艇が、

0.18〜0.21

なら、

ST0.20でも、

そこまで大きな差ではありません。

しかし、

5号艇が0.22。

4号艇0.08。

6号艇0.11。

なら、

5号艇だけ大きく遅れる可能性があります。

この場合、

5号艇は、

前後の艇から置かれる形になります。

追走する艇ほどST差が重要

たとえば、

4号艇が攻め手。

5号艇がその後ろについていく

という予想。

しかし、

4号艇ST0.08

5号艇ST0.23

なら、

5号艇が追走できるかはかなり疑問です。

この場合、

「4号艇の外だから」

という理由だけで、

5号艇を残さないようにします。

BOAT LAB ANALYSIS|ST置かれ型

4号艇

平均ST0.09
展示ST0.04

5号艇

平均ST0.22
展示ST0.20

6号艇

平均ST0.12
展示ST0.08

なら、

5号艇は、

4号艇にも6号艇にも、

スタート面で劣勢です。

この場合、

5号艇が展開を拾う前に、

置かれる可能性があります。

消し候補として考えやすくなります。

条件3|展示とモーターの両方が弱い

3つ目は、

過去の機力評価も、現在の直前気配も弱い

ケースです。

第37号で扱った、

モーター×

展示×

の組み合わせです。

これは、

評価を上げる材料が少ない状態です。

モーター×だけでは消さない

モーター2連対率が低くても、

展示1位

周回展示◎

なら、

現在の気配が良い可能性があります。

この場合、

即消しにはしません。

展示×だけでも消さない

逆に、

展示6位でも、

モーター上位

周回展示出足◎

なら、

完全消しは慎重です。

特に、

1・2号艇なら、

展示タイム順位だけでは判断できません。

モーター×+展示×は消しやすくなる

しかし、

モーター下位

展示タイム下位

周回展示×

なら、

過去も現在も評価材料が少ない。

さらに、

STやコースまで不利なら、

かなり消しやすくなります。

条件4|今回の役割を果たせない

4つ目は、

そのコースで必要な性能が足りない

ケースです。

これは非常に重要です。

単純に、

データ全体が低い

ではなく、

今回必要なデータが弱い

という考え方です。

2号艇なら出足がない

2号艇の代表的な勝ち筋は、

差し。

そのため、

周回展示で、

ターン×

出足×

なら、

差し評価を下げます。

さらに、

平均STも遅く、

1号艇も強い。

なら、

1着だけでなく、

2着候補からも下げやすくなります。

3号艇ならST・伸び不足

3号艇から攻めるには、

2号艇より先行し、

伸びていく必要があります。

それなのに、

平均ST下位

展示ST下位

展示タイム下位

なら、

3号艇の攻めシナリオを作りにくくなります。

さらに、

2号艇が強ければ、

壁にもなります。

4号艇ならカドなのに攻められない

4号艇は、

カドだから何でも買える

わけではありません。

平均ST遅い。

展示ST遅い。

伸びもない。

3号艇も強い。

なら、

カドという位置を生かせない可能性があります。

この場合、

4号艇人気でも、

評価を下げることができます。

5号艇なら展開待ちなのに前が動かない

5号艇は、

4号艇が攻めることで、

展開をもらうケースがあります。

しかし、

4号艇が弱い。

5号艇自身も、

ターン・出足・STすべて弱い。

なら、

5号艇が上位へ来る道が少なくなります。

条件5|上位へ来る理由を説明できない

最後の条件が、

最も重要です。

なぜこの艇が1〜3着に来るのか説明できない

なら、

消し候補にできます。

たとえば、

6号艇を3着に入れた。

なぜ?

と聞かれて、

「6号艇だから穴で」

しか答えられない。

この場合、

明確な展開根拠がありません。

「一応」は消し候補

買い目が増えるとき、

よく使う言葉があります。

「一応」

です。

一応2号艇。

一応5号艇。

一応6号艇。

これを続けると、

ほぼ全艇買うことになります。

BOAT LABでは、

一応で残している艇こそ、最初の削除候補

として考えます。

BOAT LAB式|消し艇5条件

整理すると、

1. コースが不利で展開もない

外枠なのに前が動かない。

2. STで大きく置かれる

周囲についていけない。

3. モーター・展示とも弱い

過去と現在の両方に強い材料がない。

4. 今回の役割に必要な性能がない

差し・まくり・追走などが成立しにくい。

5. 上位へ来る理由を説明できない

「一応」以外の根拠がない。

これらが複数重なるほど、

消しやすくなります。

1つだけ悪いなら消さない

たとえば、

展示6位

だけ。

これだけでは、

完全消しにしません。

モーターは上位。

平均STも速い。

コースも有利。

なら、

展示6位を理由に、

評価を一段下げる程度です。

2つ悪くても展開があれば残す

たとえば、

5号艇が、

モーター下位

展示4位。

ただし、

4号艇が明確な攻め手。

5号艇のSTは速い。

この場合、

4→5展開があります。

つまり、

悪材料が2つあっても、

上位シナリオがあれば残します。

3〜4個の悪材料が同じ方向なら消しやすい

たとえば、

6号艇

平均ST下位

展示下位

モーター下位

周回展示×

外の攻め展開なし。

この場合、

複数の材料が、

「上位へ来にくい」

という同じ方向を示しています。

この状態なら、

完全消しにしやすくなります。

BOAT LAB ANALYSIS|完全消し例

たとえば、

6号艇

平均ST0.22

展示ST0.21

展示タイム6位

モーター6位

周回展示×

今回6コース

さらに、

4・5号艇も攻め気配なし。

1〜3号艇は安定。

この場合、

6号艇が、

1着になる道

2着になる道

3着になる道

のすべてが作りにくい。

BOAT LABでは、

完全消し候補

として考えます。

BOAT LAB ANALYSIS|1着だけ消す例

一方、

5号艇が、

平均ST0.14

展示4位

モーター5位。

4号艇は、

ST0.08

展示1位

カド。

なら、

5号艇自身は強くありません。

しかし、

4号艇の攻めを利用できます。

この場合、

5号艇は、

1着×

2着○

3着◎

というように、

1着だけ消す

ことができます。

「完全消し」と「着順消し」を分ける

消し艇を考えるとき、

重要なのが、

この2種類です。

完全消し

1・2・3着すべて外す。

着順消し

特定の着順だけ外す。

この区別をすると、

買い目をかなり整理しやすくなります。

1号艇の1着消し

たとえば、

1号艇が、

イン成績低い

平均ST遅い

展示弱い。

外に強い4号艇。

なら、

1着からは外す。

しかし、

2・3着には残す。

という判断ができます。

5号艇の1着・2着消し

5号艇が、

データ弱め。

4号艇の攻めはある。

しかし自身のSTはそこまで速くない。

なら、

1着×

2着△

3着○

とする。

この場合、

3着だけに使うことで、

点数を抑えられます。

6号艇を3着だけに残す

6号艇も同様です。

機力○

展示○

だが、

6コース。

なら、

1・2着を消し、

3着だけに残す

という使い方ができます。

つまり、

消しとは艇単位だけではなく、着順単位でも行う

ことが重要です。

1号艇は完全消しを慎重に

1号艇は、

他のコースより、

完全消しを慎重に考えます。

なぜなら、

インという位置の恩恵があるからです。

1着は崩れても、

2・3着に残ることがあります。

そのため、

1号艇を完全消しするなら、

複数の崩れ材料が必要です。

1号艇完全消しを考えやすい条件

たとえば、

イン実績低い。

平均ST明確に遅い。

展示・モーターとも下位。

2〜4号艇に強い攻め手。

進入も深くなりそう。

このように、

複数条件が重なるなら、

1号艇の2・3着まで下げることを考えます。

2号艇は「壁になるだけ」のケースもある

2号艇自身は買わなくても、

3号艇を止める壁

として重要な場合があります。

つまり、

2号艇を消す

=分析から消す

ではありません。

舟券候補からは消しても、

展開予想では使います。

3号艇が消しなら4号艇を上げる

3号艇が、

ST×

展示×

モーター×

なら、

4号艇にとって、

壁が弱い状態です。

この場合、

3号艇を買い目から外しながら、

4号艇の評価を上げる

ことができます。

つまり、

消し艇は他艇評価にも影響する

ということです。

低評価艇の弱さを展開に使う

たとえば、

2号艇が弱い。

↓

3号艇が攻めやすい。

3号艇が弱い。

↓

4号艇が攻めやすい。

1号艇が弱い。

↓

2差し・3まくり・4攻めが成立しやすい。

このように、

消し候補の弱点は、

攻め手を探すヒントになります。

人気艇でも消していい?

人気があるから、

消してはいけない

ということはありません。

たとえば、

人気の3号艇。

しかし、

STで2号艇に負ける。

展示下位。

モーター下位。

3コースから攻める材料がない。

なら、

人気でも評価を下げることができます。

人気薄だから消すのも違う

逆に、

6号艇が人気薄

という理由だけで、

消すわけでもありません。

4・5号艇の攻めが強い。

6号艇も展示・STが悪くない。

なら、

3着穴として残せます。

つまり、

人気は、

消し判断の中心にはしません。

オッズを見てから消しを変えすぎない

たとえば、

データでは6号艇を完全消し。

しかし、

オッズを見たら高配当。

そこで、

「100倍あるから一応追加」

とすると、

消し分析が崩れます。

オッズだけで、

上位へ来るシナリオが生まれるわけではありません。

消し艇を決めると買い目は大きく減る

たとえば、

1着候補

1・4号艇。

2着候補

1・2・4・5号艇。

3着候補

1〜6号艇。

では、

買い目がかなり多くなります。

ここから、

3号艇完全消し。

6号艇は3着のみ。

2号艇は2・3着。

5号艇は2・3着。

というように、

着順ごとに整理すると、

買い目を大きく減らせます。

「買いたい艇」を決めるより「不要な並び」を消す

3連単では、

どの艇を買うか

だけでなく、

どの並びが成立しないか

を見ることも重要です。

たとえば、

4号艇攻めが本線。

5号艇は追走。

なら、

5-2-4

のような、

本線展開と合わない並びは、

削りやすくなります。

つまり、

消し艇分析は、

買い目の並びを削る分析

にもつながります。

BOAT LAB式|消し判断の順番

STEP 1 進入を見る

今回のコースを確定。

STEP 2 平均ST比較

周囲についていけるか。

STEP 3 展示・モーター

機力材料が残っているか。

STEP 4 役割を見る

逃げ・差し・まくり・追走ができるか。

STEP 5 展開を見る

誰から恩恵を受けるか。

STEP 6 着順ごとに判断

1着消し、2着消し、完全消しを分ける。

STEP 7 一文で確認

この艇が来る理由を説明できるか。

この順番で判断します。

BOAT LAB式|最終消しチェック

最終的に、

その艇について、

1着になる展開はある?

2着になる展開はある?

3着になる展開はある?

を考えます。

たとえば、

6号艇について、

1着→説明できない。

2着→説明できない。

3着→4・5号艇攻めならあり。

なら、

3着だけ残す

という判断です。

3着についても説明できなければ、

完全消し。

この考え方が非常に分かりやすくなります。

BOAT LAB ANALYSIS|6艇を整理する例

たとえば、

1号艇

イン○
ST○
モーター○

→1・2・3着候補

2号艇

出足○
ST△

→2・3着候補

3号艇

ST×
展示×
モーター×

→完全消し候補

4号艇

カド
ST◎
展示◎

→1・2着中心

5号艇

4号艇追走可能
ST○

→2・3着候補

6号艇

展示○
展開待ち

→3着のみ

このように整理すると、

6艇すべてを同じように買わずに済みます。

消し艇が決まらないレースは難しい

6艇全部に、

1〜3着へ来るシナリオがある。

どの艇も消せない。

という場合。

それは、

買い目を増やすサインでもありますが、

同時に、

レース自体が難しいサイン

でもあります。

この場合、

無理に消し艇を作る必要はありません。

無理な消しはしない

「絶対に2艇は消す」

など、

先にルールを決める必要はありません。

本当に6艇すべてに展開があるなら、

難しいレースとして扱います。

つまり、

消し艇は、

点数削減のために無理やり作るもの

ではありません。

展開分析の結果として生まれるもの

です。

BOAT LABでは消し艇をどう決める?

BOAT LABでは、

まず、

強い艇を探すだけではなく、

弱い位置

も探します。

平均ST

展示

モーター

コース

から、

上位へ来る道を確認します。

そして、

1着

2着

3着

それぞれについて、

シナリオを作ります。

たとえば、

3号艇が、

ST×

展示×

モーター×

さらに2号艇が壁。

4号艇からも攻められる。

なら、

3号艇は、

1〜3着すべてのシナリオが薄い。

完全消し候補です。

一方、

5号艇が、

データ△

でも、

4号艇が強い攻め手。

STも大きく遅れていない。

なら、

1着は消しても、

2・3着には残します。

つまり、

BOAT LABでは、

艇を丸ごと消す前に、着順ごとに消せるかを考える

という方法を使います。

まとめ

競艇で消し艇を決めるとき、

展示6位

モーター6位

という理由だけでは不十分です。

重要なのは、

上位へ来るシナリオがあるか

です。

特に消しやすいのは、

1. コースが不利で展開もない

2. STで周囲から大きく置かれる

3. モーター・展示の両方が弱い

4. 今回の役割に必要な性能がない

5. 1〜3着へ来る理由を説明できない

という艇です。

ただし、

1つの悪材料だけでは、

完全消しにしません。

複数の悪材料が、

同じ方向を示しているか

を確認します。

また、

消し方も、

完全消し

だけではありません。

1着消し。

1・2着消し。

3着だけ残す。

というように、

着順単位で消す

ことができます。

BOAT LABでは、

「弱そうだから消す」のではなく、「今回のレースで上位へ来る道が作れないから消す」

という考え方を重視します。

そして、

消し艇が決まれば、

買い目は自然に整理されます。

これが、

BOAT LAB式の消し艇分析の基本です。

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