競艇初心者ガイド

競艇のフライング(F)とは?F持ちが予想に与える影響を初心者向けに解説

公開 2026年9月8日 更新 2026年9月1日

競艇の出走表や選手データを見ていると、

F0

F1

F2

といった表示を見かけることがあります。

また、スタート展示では、

F.01

F.03

のような表示が出ることもあります。

競艇を始めたばかりの方は、

「Fって何?」
「F1の選手は買わない方がいいの?」
「F持ちだとスタートが遅くなるの?」
「展示のFとF1は同じ意味?」

と疑問に感じるかもしれません。

Fは競艇予想で非常に重要なスタート関連データです。

ただし、

F持ち=必ずスタートが遅い

というわけではありません。

BOAT LABでは、

F持ち × 平均ST × 展示ST × コース × モーター

というように、複数のデータからスタートの信頼度を考えます。

この記事では、フライングの意味からF1・F2の見方、予想への使い方まで初心者向けに解説します。

競艇のフライングとは?

競艇では、決められたスタート時刻より早くスタートラインを通過すると、

フライング

になります。

競艇は「よーい、ドン」で一斉に止まった状態からスタートする競技ではありません。

艇を走らせながらスタートラインへ向かい、決められた時間内にラインを通過するフライングスタート方式です。

そのため選手は、

できるだけ速くスタートしたい

一方で、

早すぎるとフライングになる

という非常に難しいタイミングを合わせています。

F0・F1・F2とは?

出走表などでは、

F0

F1

F2

という表示があります。

基本的には、

表示意味
F0フライングを持っていない
F1フライングを1本持っている
F2フライングを2本持っている

という見方をします。

一般的に、

F1以上の選手を「F持ち」

と呼ぶことがあります。

F持ちはなぜ予想で重要なの?

フライングは選手にとって大きなペナルティにつながります。

そのためF持ちの選手は、

さらにフライングすることを避けたい

という心理が働く可能性があります。

すると、

普段よりスタートを慎重にする

というケースも考えられます。

これが、

F持ちの選手はスタートで慎重になる可能性がある

と言われる理由です。

ただし、すべてのF持ち選手が遅いスタートになるわけではありません。

F1なら必ずスタートが遅くなる?

いいえ。

ここは非常に重要です。

たとえば、

A選手
平均ST 0.12
F1

B選手
平均ST 0.19
F0

だった場合、

F1のA選手の方が普段のスタートは速い

ということがあります。

そのため、

Fの有無だけでスタート力を判断するのは危険

です。

BOAT LABでは、必ず平均STと組み合わせて見ます。

F持ちと平均STをセットで見る

F持ちを見るときは、

平均ST

との組み合わせが重要です。

たとえば、

ケースA

平均ST 0.11
F1

なら、

普段から非常にスタートの速い選手です。

F1によって少し慎重になる可能性はありますが、もともとのスタート力は高いと考えられます。

ケースB

平均ST 0.19
F1

なら、

もともと慎重なスタート傾向

F持ち

となるため、さらに慎重になる可能性を考えます。

つまり、

Fだけではなく、普段どれくらいのSTを切っているか

を見る必要があります。

F持ちと展示STを見る

第7号で解説した展示STも重要です。

たとえば、

平均ST 0.14
F1
展示ST 0.06

なら、

F持ちでも展示ではしっかり踏み込んでいる

と見ることができます。

一方、

平均ST 0.14
F1
展示ST 0.22

なら、

展示ではかなり慎重だった

と考えられます。

この場合、

Fを意識している可能性

も考えます。

展示でFになった場合

スタート展示では、

F.01

F.03

といった表示が出ることがあります。

これは、

展示でスタートラインを早く通過した

という意味です。

ただし、

展示でF=本番でもFになる

ではありません。

むしろ展示で早すぎたことで、

本番では少し遅らせる

可能性もあります。

そのため、

展示Fを見て、

「本番でも絶対に攻める」

と判断するのは危険です。

F1選手が展示でもFだったら?

これは少し注意したいパターンです。

たとえば、

F1
平均ST 0.13
展示ST F.03

だった場合、

展示ではかなり踏み込んでいます。

しかし本番では、

さらにフライングするリスクを避けるため、タイミングを修正する

可能性があります。

つまり、

展示の数字だけを見ると非常に強く見えても、

本番で同じスタートを再現するとは限りません。

F持ちの1号艇を見るとき

1号艇はイン逃げを狙うことが多いため、スタートが重要です。

たとえば1号艇が、

1コース1着率 80%
平均ST 0.13
F0

なら、スタート面では大きな不安が少ないと考えやすいです。

一方、

1コース1着率 80%
平均ST 0.18
F1

なら、

イン成績は優秀でも、スタート面を少し慎重に見ます。

さらに2・3号艇に、

平均ST 0.10〜0.12

の速い選手がいる場合は注意が必要です。

F持ちの外艇を見るとき

3号艇や4号艇などは、

まくりを仕掛けるためにスタートが重要になります。

たとえば4号艇が、

4コースまくり率が高い
モーター上位
展示タイム1位

でも、

平均ST 0.18
F1

なら、

本当にスタートから攻められるか

を慎重に考えます。

逆に、

平均ST 0.11
F1
展示ST 0.07

なら、

F持ちでもスタート力は高い

と評価できます。

F持ちはコースによって影響が違う?

あります。

特に重要なのは、

内側か外側か

です。

1コース

逃げるために遅れたくない。

しかしFも切りたくない。

そのため、スタートの微妙な調整が重要になります。

3・4コース

まくりを狙う場合、内艇より先に出る必要があります。

F持ちによって慎重になると、攻め切れない可能性があります。

5・6コース

もともと外側で不利なため、スタートで遅れるとさらに展開が厳しくなる可能性があります。

つまり、

F持ち × コース

もセットで見る必要があります。

F持ちがいると周囲の艇にも影響する

F持ちを見るときは、その選手だけでなく隣の艇にも注目します。

たとえば3号艇がF1でスタートを慎重にした場合、

4号艇がスタートから先行しやすくなる

可能性があります。

すると、

4号艇がまくる

5号艇に展開が向く

という流れも考えられます。

つまり、

F持ちの影響で、別の艇に展開が向く

ことがあります。

BOAT LAB ANALYSIS|具体例

たとえば、

コース平均STF展示ST
1号艇10.15F00.14
2号艇20.17F00.16
3号艇30.18F10.21
4号艇40.11F00.05
5号艇50.14F00.09
6号艇60.19F10.20

というレースがあったとします。

この場合、注目したいのは4号艇です。

3号艇は、

平均ST0.18
F1
展示ST0.21

で慎重なスタート傾向が見えます。

その外にいる4号艇は、

平均ST0.11
F0
展示ST0.05

です。

すると、

4号艇が3号艇より先に出る可能性

を考えやすくなります。

さらに4号艇のモーターや展示タイムも良ければ、

4カドまくり

への警戒を強めます。

F持ちがいるレースで見る順番

BOAT LABでは、F持ちがいる場合は次の順番で見ると分かりやすいと考えます。

1. F0・F1・F2を確認

まず誰がFを持っているか確認します。

2. 平均STを見る

普段からスタートが速い選手なのか確認します。

3. 展示STを見る

当日の展示で慎重なのか、踏み込んでいるのか確認します。

4. コースを見る

スタートの重要度が高い位置なのか確認します。

5. 隣の艇を見る

F持ちが慎重になった場合、誰に展開が向くのか考えます。

F1よりF2の方が注意?

一般的には、

F2の方がさらに慎重になる可能性

を考えます。

すでに複数回フライングしている状態なので、

もう一度フライングすることへの警戒が強くなる可能性があります。

ただし、これも、

F2だから自動的に評価を下げる

という意味ではありません。

平均STや展示ST、選手の特徴を一緒に確認します。

F持ちでも強い選手はいる

F持ちの選手を機械的に消してしまうと、逆に予想を外す原因になります。

たとえば、

A1級
1コース成績80%
平均ST0.12
F1
展示良好
モーター上位

という選手なら、

F1という一点だけで評価を大きく下げるのは適切ではありません。

重要なのは、

F持ちによる不安材料を他の強いデータがどこまで上回るか

です。

「F持ちだから切る」は危険

初心者の方がやりがちな考え方に、

F1だから買わない

があります。

これはおすすめできません。

競艇では、

選手成績
コース
平均ST
モーター
展示
相手関係

など、多くの要素があります。

Fはその中のひとつです。

つまり、

Fは減点材料になることはあっても、それだけで消す材料ではない

という考え方が重要です。

F持ちを見るときの5つのポイント

初心者の方は、まず次の5点を確認すると分かりやすいです。

1. F0・F1・F2

現在のF状況を確認します。

2. 平均ST

普段のスタート力を確認します。

3. 展示ST

当日の踏み込みを確認します。

4. コース

その艇がスタートで攻める必要のある位置か確認します。

5. 周囲の艇

F持ちが慎重になったとき、誰に展開が向くか考えます。

BOAT LABではF持ちをどう見る?

BOAT LABでは、

F1だから評価を下げる

という単純な判断はしません。

まず、

平均ST

を見ます。

次に、

展示ST

を確認します。

さらに、

コース

モーター2連対率

展示タイム

隣の艇のスタート力

を組み合わせます。

たとえば1号艇がF1でも、

平均STが速い
1コース成績が高い
展示STも悪くない
モーターも上位

なら、イン逃げを十分評価できます。

反対に、

平均STが遅い
F1
展示STも遅い
外にスタートの速い選手がいる

なら、

イン逃げの信頼度を下げる材料になります。

F持ち × 平均ST × 展示ST × コース × 相手関係

複数のデータを組み合わせて、実際にスタートでどの程度影響がありそうかを見ることがBOAT LABの基本です。

まとめ

競艇のフライング(F)は、

決められたスタートより早くスタートラインを通過すること

です。

出走表では、

F0
F1
F2

といった形で表示されます。

F持ちの選手は、さらにフライングすることを避けるため、

スタートを慎重にする可能性

があります。

しかし、

F1=スタートが遅い

F持ち=買わない

という単純な考え方はおすすめできません。

重要なのは、

F持ち × 平均ST × 展示ST × コース × モーター

を組み合わせて見ることです。

さらにF持ちの艇が慎重になることで、

その外の艇に展開が向く可能性

まで考えると、レース全体をより深く見ることができます。

フライングを理解すると、

「この選手はF1だから不安」

だけではなく、

「F1だが普段のSTと展示を見ると、どの程度影響しそうか」

という具体的な判断ができるようになります。

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