競艇データ分析

競艇の展開予想はどう組み立てる?1〜5コースの攻め方をデータから読む実践手順

公開 2026年9月20日 更新 2026年9月1日

競艇予想では、

平均ST

モーター2連対率

展示タイム

1コース1着率

など、

さまざまなデータを見ることができます。

しかし、

数字をたくさん見ても、

最終的にどうやってレース展開へつなげればいいのか分からない

という方も多いでしょう。

競艇のデータ分析で重要なのは、

数字の高い艇を探すこと

ではありません。

重要なのは、

誰がスタートで先行し、誰が攻め、その結果どの艇に展開が向くのか

を考えることです。

BOAT LABでは、

進入 → ST → 機力 → 攻め手 → 展開先

という順番でレースを組み立てます。

この記事では、

1号艇のイン逃げ

2号艇の差し

3号艇のまくり

4号艇のカドまくり

5号艇のまくり差し

をひとつにつなげて、

競艇の展開予想を組み立てる実践手順を解説します。

展開予想とは?

展開予想とは、

単純に、

「1号艇が強い」

「4号艇の展示が良い」

と評価するだけではありません。

たとえば、

4号艇のSTが速い

4号艇がカドから攻める

1〜3号艇が抵抗する

5号艇に差し場ができる

というように、

艇同士の動きをつなげて考えること

です。

つまり、

ひとつのデータを見る

レースで何が起きるか考える

その影響を受ける艇を見る

という流れになります。

STEP1|最初に進入を見る

展開予想で最初に確認するのは、

進入

です。

通常は、

1-2-3 / 4-5-6

という枠なり進入が基本になります。

この場合、

1号艇=1コース

2号艇=2コース

3号艇=3コース

4号艇=4コース・カド

5号艇=5コース

6号艇=6コース

です。

しかし、

前付けがあると、

この並びが変わります。

進入が変わると攻め方も変わる

たとえば、

1-6-2 / 3-4-5

となった場合、

艇番3が4コース・カド

になる可能性があります。

すると、

「4号艇のカドまくり」

ではなく、

3号艇のカド攻め

として考え直す必要があります。

つまり、

艇番ではなく実際のコース

を見ることが展開予想のスタートです。

STEP2|1号艇が逃げられるかを見る

進入を確認したら、

次は1号艇です。

競艇では1コースが有利なので、

まず、

普通に逃げられる1号艇なのか

を確認します。

見るポイントは、

1コース1着率

平均ST

モーター

展示

外の攻め手

です。

強い1号艇

たとえば、

1コース1着率82%

平均ST0.12

モーター上位

展示2位

なら、

かなりイン逃げを評価しやすくなります。

さらに、

2〜4号艇のSTが遅ければ、

より逃げやすい条件です。

危険な1号艇

一方、

1コース1着率45%

平均ST0.20

モーター下位

展示6位

なら、

イン逃げを過信しません。

さらに、

3・4号艇がST上位

なら、

外から攻められる可能性が高くなります。

STEP3|平均STを横に比較する

次に見るのが、

平均ST

です。

ここで重要なのは、

1艇ずつ見るのではなく、

6艇を横に並べて比較すること

です。

たとえば、

平均ST
1号艇0.18
2号艇0.17
3号艇0.10
4号艇0.12
5号艇0.14
6号艇0.19

なら、

3号艇がかなり速いです。

この場合、

3号艇が攻め手になる可能性

を考えます。

ST順位よりST差を見る

3号艇がST1位でも、

0.12

1号艇が0.13

なら、

大きな差ではありません。

一方、

3号艇0.10

1号艇0.19

なら、

かなり差があります。

そのためBOAT LABでは、

誰が1位か

だけではなく、

内側とのST差がどれくらいあるか

を重視します。

STEP4|展示STで当日のスタートを見る

平均STは普段の傾向です。

そこで、

当日のスタート感覚として、

展示ST

を確認します。

たとえば、

3号艇

平均ST0.10

展示ST0.05

なら、

普段から速く、

当日も踏み込めている

と考えやすくなります。

一方、

平均ST0.10

展示ST0.25

なら、

当日は慎重だった可能性があります。

つまり、

平均ST+展示ST

でスタート評価を作ります。

STEP5|展示タイムとモーターを見る

スタートで攻められそうでも、

その後に伸びなければ、

内艇をのみ込めません。

そこで、

展示タイム

モーター

を確認します。

たとえば、

4号艇

平均ST0.10

展示ST0.05

展示タイム1位

モーター上位

なら、

かなり攻める条件が揃っています。

過去と現在を組み合わせる

モーター2連対率は、

過去の実績。

展示タイムは、

現在の気配。

という考え方ができます。

両方が良ければ、

機力評価を上げやすくなります。

逆に、

モーター上位

でも、

展示6位

なら、

数字だけで過信しません。

STEP6|最初に攻める艇を決める

ここからが展開予想です。

データを見たら、

誰が最初にレースを動かすのか

を考えます。

たとえば、

3号艇がST最速

展示1位

モーター上位

なら、

3号艇を攻め手として考えます。

一方、

4号艇が、

カド

平均ST0.09

展示1位

なら、

4号艇が攻め手になる可能性があります。

1号艇|イン逃げの展開

まず基本となるのが、

1号艇の逃げです。

1号艇が、

STを決める

先に第1ターンマークへ

内側から先マイ

そのまま押し切る

という形です。

逃げを評価しやすい条件

1コース1着率が高い

平均STが速い

モーター良好

展示良好

外に強い攻め手がいない

こうした条件が揃えば、

イン逃げを中心に考えます。

2号艇|差しの展開

2号艇の代表的な攻め方が、

差し

です。

1号艇が先に回る

1号艇が少し外へ流れる

2号艇が内側へ入る

ターン出口で前へ出る

という形です。

2号艇差しを評価しやすい条件

1号艇のターンに不安

2号艇の出足が良い

2号艇のSTが悪くない

3号艇に強烈な攻め手がいない

こうした条件なら、

2差しを考えやすくなります。

3号艇|まくりの展開

3号艇は、

1・2号艇よりスタートで先行できれば、

外から攻めることができます。

3号艇が好スタート

2号艇を超える

1号艇へ攻める

まくり

という形です。

3号艇まくりを評価しやすい条件

3号艇のSTが内艇より明確に速い

2号艇が壁になりにくい

展示タイム上位

モーター上位

1号艇の機力が弱い

こうした条件が揃えば、

3号艇を攻め手として考えます。

4号艇|カドまくりの展開

枠なりなら、

4号艇はカドです。

ダッシュから十分な助走を取り、

スタートで内艇より先行すると、

強力なまくりが発生する可能性があります。

4号艇カドまくりを評価しやすい条件

4コース・カド

平均ST上位

展示ST良好

展示タイム上位

モーター上位

3号艇が壁になりにくい

この条件が揃えば、

4号艇の攻めを高く評価します。

5号艇|まくり差しの展開

5号艇は、

自分だけで内艇を全部攻めるより、

4号艇の攻めを利用する

ケースがあります。

4号艇が攻める

内艇が4号艇に反応

差し場ができる

5号艇がまくり差し

という形です。

5号艇を評価しやすい条件

4号艇が強い攻め手

5号艇もST上位

4・5号艇の展示良好

5号艇のモーター良好

3号艇が壁になりにくい

こうした条件なら、

4号艇だけでなく5号艇にも注目します。

「攻め手」と「展開をもらう艇」を分ける

展開予想で非常に重要なのが、

攻め手

展開をもらう艇

を分けることです。

たとえば、

3号艇が攻め手

なら、

4号艇が展開をもらう。

4号艇が攻め手

なら、

5号艇が展開をもらう。

というケースがあります。

つまり、

一番強い艇が必ず一番得をするとは限らない

ということです。

BOAT LAB ANALYSIS|3号艇が攻めるケース

たとえば、

平均STモーター展示順位
1号艇0.18中位4位
2号艇0.19下位5位
3号艇0.10上位1位
4号艇0.13上位2位
5号艇0.17中位3位
6号艇0.20下位6位

なら、

まず3号艇に注目します。

3号艇は、

ST◎

展示◎

モーター◎

です。

一方、

1・2号艇はSTが遅い。

この場合、

3号艇が攻める

1・2号艇が崩れる

4号艇に展開

という形を考えます。

つまり、

3号艇だけでなく4号艇も評価

します。

BOAT LAB ANALYSIS|4号艇が攻めるケース

次に、

平均STモーター展示順位
1号艇0.17中位4位
2号艇0.18下位6位
3号艇0.19中位5位
4号艇0.09上位1位
5号艇0.12上位2位
6号艇0.18中位3位

なら、

4号艇が明確な攻め手です。

さらに5号艇も、

ST上位

展示2位

モーター上位

です。

この場合、

4号艇がカドから攻める

内側が崩れる

5号艇がまくり差し

という形まで考えます。

BOAT LAB ANALYSIS|1号艇が逃げるケース

逆に、

平均STモーター展示順位
1号艇0.11上位1位
2号艇0.16中位3位
3号艇0.17中位4位
4号艇0.15中位2位
5号艇0.18下位5位
6号艇0.20下位6位

で、

1号艇の1コース1着率も高い

なら、

無理に外の攻めを探しません。

この場合、

素直なイン逃げ

が最も自然な展開です。

展開分析とは、

毎回穴を探すこと

ではありません。

最も起こりやすい展開をデータから選ぶこと

です。

データがバラバラな場合はどうする?

実際のレースでは、

すべてのデータが同じ方向を向くとは限りません。

たとえば、

3号艇

平均ST1位

でも、

展示6位。

4号艇

平均ST3位

でも、

展示1位。

というケースがあります。

この場合、

どちらかを即座に攻め手と決めず、

他の情報を追加します。

追加で見るデータ

モーター

展示ST

今節成績

進入

F持ち

周回展示

などを確認します。

最終的に、

どちらの攻めに根拠が多いか

を判断します。

危険なのは「ランキング予想」

競艇データを見ると、

平均ST1位

モーター1位

展示1位

という順位が表示されます。

しかし、

それぞれの1位を買うだけでは、

展開予想になりません。

たとえば、

6号艇が展示1位

でも、

6コース

平均ST0.20

なら、

1着候補としては慎重に見る必要があります。

重要なのは、

そのデータをコースでどう生かせるか

です。

同じ数字でもコースで意味が変わる

平均ST0.10

でも、

1コースなら、

イン逃げを支えるスタート力。

3コースなら、

まくりを仕掛けるスタート力。

4コースなら、

カド攻めのスタート力。

5コースなら、

攻め手についていくスタート力。

というように、

意味が変わります。

つまり、

数字+コース=展開

という考え方が重要です。

まず「誰が攻めるか」を1艇決める

初心者の方は、

データを見たあと、

まず、

このレースで最初に動くのは誰か

を1艇決めてみると分かりやすくなります。

たとえば、

「3号艇が攻める」

と仮定します。

すると、

次に、

1号艇は抵抗できる?

2号艇は壁になる?

4号艇に展開が向く?

と考えられます。

展開予想が一気につながります。

攻め手がいないレースもある

すべてのレースに、

強力な攻め手がいるわけではありません。

たとえば、

1号艇が強い

2〜4号艇のST差が小さい

展示もほぼ互角

なら、

外から大きく攻める艇が見当たりません。

この場合、

1号艇の逃げ

を素直に考えます。

「攻め手がいない」

という判断も、

立派な展開分析です。

攻め手が2艇いる場合

たとえば、

3号艇もSTが速い

4号艇もSTが速い

というケースがあります。

この場合、

3号艇が先に仕掛けるのか

4号艇がカドから一気に行くのか

を考えます。

ここで、

展示ST

展示タイム

モーター

3・4号艇のST差

を比較します。

つまり、

攻め手候補同士も比較

します。

BOAT LAB式|展開予想7ステップ

BOAT LABでは、次の順番で見ると整理しやすくなります。

STEP 1 進入

誰が何コースになるか。

STEP 2 1号艇

普通に逃げられる条件か。

STEP 3 平均ST

どの艇がスタートで先行しそうか。

STEP 4 展示ST・展示タイム

当日のスタートと機力を確認。

STEP 5 モーター

機力の裏付けを確認。

STEP 6 攻め手

2差し、3まくり、4カド攻めなどを判断。

STEP 7 展開先

攻めた艇の外に誰がいるか確認。

この7つを順番に見ることで、

バラバラだった数字を、

ひとつのレース展開へつなげられます。

6艇すべてを同じ深さで見る必要はない

データ分析というと、

6艇すべてを細かく調べなければならない

と思うかもしれません。

しかし、

最初からすべてを見る必要はありません。

まず、

1号艇

攻め手候補

攻め手の外側

という順番で絞ると、

効率よく分析できます。

たとえば、

4号艇が圧倒的な攻め手なら、

次に5号艇を見る。

という流れです。

BOAT LAB式|簡易チェック表

レースを見るときは、

次のように整理できます。

項目確認内容
進入枠なりか、前付けありか
1号艇イン逃げできるか
ST誰が先行しそうか
展示今日動いているのは誰か
モーター機力の裏付けはあるか
攻め手誰がレースを動かすか
展開先その外で得する艇は誰か

この形にすると、

データを単なる数字ではなく、

ストーリー

として見ることができます。

展開予想で避けたい考え方

展示1位だから買う

コースやSTも確認します。

モーター1位だから買う

今回の気配も確認します。

ST1位だからまくる

内艇とのST差を確認します。

1号艇だから逃げる

イン成績や外の攻め手を確認します。

5号艇が強いから買う

4号艇が展開を作れるか確認します。

どのデータも、

単独ではなく関係性

を見ることが重要です。

展開予想は「原因→結果」で考える

BOAT LABの展開分析で重要なのは、

原因と結果をつなげること

です。

たとえば、

4号艇のSTが速い

というのは原因です。

その結果、

4号艇が攻める。

さらにその結果、

内艇が崩れる。

さらに、

5号艇に展開が向く。

というように考えます。

データ → 動き → 影響

の順番です。

BOAT LABでは展開をどう作る?

BOAT LABでは、

まず進入を確認します。

次に、

1号艇が普通に逃げられるか

を見ます。

そこから、

平均ST

展示ST

展示タイム

モーター

を比較し、

最初に動く艇

を探します。

たとえば、

4号艇が、

カド

平均ST0.09

展示ST0.04

展示1位

モーター上位

なら、

4号艇を攻め手と考えます。

次に、

5号艇が、

平均ST0.12

展示2位

モーター上位

なら、

4号艇の攻めについていける

と考えます。

すると、

4号艇攻め → 5号艇浮上

という展開が完成します。

一方、

1号艇が、

1コース成績◎

平均ST◎

展示◎

モーター◎

なら、

外に多少速い艇がいても、

1号艇が抵抗して逃げる

可能性を高く見ます。

このように、

進入 × ST × 展示 × モーター × コース × 相手関係

から、

レース全体の流れを作ることがBOAT LABの基本です。

まとめ

競艇の展開予想では、

数字の良い艇を探すだけでは足りません。

重要なのは、

誰が最初にレースを動かすのか

です。

まず、

進入

を確認します。

次に、

1号艇が逃げられるか

を判断します。

そこから、

平均ST

展示ST

展示タイム

モーター

を比較して、

攻め手を探します。

そして、

2号艇なら差し

3号艇ならまくり

4号艇ならカドまくり

5号艇ならまくり差し

というように、

コースごとの攻め方へつなげます。

さらに、

3号艇が攻めれば4号艇

4号艇が攻めれば5号艇

というように、

攻め手の外にいる艇

まで確認します。

BOAT LABでは、

「どの艇の数字が一番良いか」

ではなく、

「その数字によって、どんなレース展開が起こるのか」

を考えます。

進入 → ST → 機力 → 攻め手 → 展開先

この順番で見ることで、

平均STや展示、モーターといったバラバラのデータを、

ひとつのレース展開へつなげることができます。

これが、

BOAT LAB式の展開予想の基本です。

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