競艇では、
毎レース同じように予想しやすい
わけではありません。
あるレースでは、
1号艇が明確に強い。
別のレースでは、
4号艇の攻めがはっきり見える。
一方で、
どの艇も決め手に欠ける
レースもあります。
そのため、
競艇予想では、
どの艇を買うか
だけではなく、
どのレースを選ぶか
も重要です。
BOAT LABでは、
進入
平均ST
モーター
展示
攻め手
といったデータが、
同じ展開を示しているレース
を狙いやすいレースとして考えます。
この記事では、データから展開を組み立てやすい代表的な5つのパターンを解説します。
狙いやすいレースとは?
狙いやすいレースとは、
必ず当たりやすいレース
という意味ではありません。
重要なのは、
予想の根拠を作りやすいか
です。
たとえば、
1号艇
1コース1着率85%
平均ST0.11
モーター上位
展示1位
なら、
複数のデータが、
1号艇のイン逃げ
という同じ方向を示しています。
このようなレースは、
展開を組み立てやすい
と考えることができます。
パターン1|1号艇のデータが揃っている
最初の狙いやすいパターンは、
1号艇に強い材料が集中しているレース
です。
たとえば、
1コース1着率が高い
平均STが速い
モーター上位
展示上位
外艇に強い攻め手がいない
という条件です。
この場合、
イン逃げの根拠が複数あります。
BOAT LAB ANALYSIS|強い1号艇
たとえば、
1号艇
1コース1着率 84%
平均ST 0.11
モーター 2位
展示 1位
展示ST 0.09
外艇
2号艇 ST0.17
3号艇 ST0.16
4号艇 ST0.15
なら、
1号艇が、
イン実績
スタート
機力
展示
のすべてで安定しています。
さらに、
外側に明確な攻め手がいません。
この場合、
1号艇逃げ
という展開を組み立てやすくなります。
1号艇が強いだけでは足りない
ただし、
1号艇が強い
だけではなく、
外に強い攻め手がいないこと
も確認します。
たとえば、
1号艇が良くても、
4号艇
平均ST0.08
展示1位
モーター1位
なら、
カド攻めへの警戒が必要です。
つまり、
1号艇の強さ+外艇の弱さ
が揃うほど、
より分かりやすいレースになります。
パターン2|攻め手が1艇だけ明確
2つ目は、
誰が最初に動くのかがはっきりしているレース
です。
たとえば、
3号艇だけSTが速い
4号艇だけ展示が抜けている
など、
攻め手候補が1艇に絞れるケースです。
3号艇が明確な攻め手
たとえば、
| 艇 | 平均ST | 展示順位 |
|---|---|---|
| 1号艇 | 0.19 | 4位 |
| 2号艇 | 0.18 | 5位 |
| 3号艇 | 0.10 | 1位 |
| 4号艇 | 0.16 | 2位 |
| 5号艇 | 0.17 | 3位 |
| 6号艇 | 0.20 | 6位 |
なら、
3号艇がかなり目立ちます。
平均ST最速
展示1位
内艇はST遅め
なので、
3号艇まくり
を考えやすくなります。
このように、
攻め手が明確なレースは、
展開のスタート地点を作りやすいです。
攻め手が複数いると難しくなる
一方、
3号艇ST0.10
4号艇ST0.09
5号艇ST0.10
のように、
強い艇が複数いると、
誰が最初に動くのか分かりにくくなります。
つまり、
狙いやすいレースでは、
強い艇が多いことより、役割が明確であること
が重要です。
パターン3|平均STと展示STが一致している
3つ目は、
普段のスタート傾向と当日の展示スタートが一致しているレース
です。
たとえば、
4号艇
平均ST0.10
展示ST0.04
なら、
普段から速く、
当日も踏み込めています。
この場合、
スタート評価を作りやすくなります。
長期データ+直前データ
平均STは、
普段のスタート傾向。
展示STは、
当日のスタート。
という違いがあります。
そのため、
両方が速い
なら、
同じ方向を示しています。
逆に、
平均ST0.10
展示ST0.25
なら、
少し判断が難しくなります。
BOAT LAB ANALYSIS|STが揃うケース
たとえば、
4号艇
平均ST 0.09
展示ST 0.03
4コース・カド
1〜3号艇
平均ST 0.17〜0.20
展示ST 0.15〜0.22
なら、
かなり4号艇の攻めをイメージしやすくなります。
この場合、
次に、
展示タイム
モーター
を見ることで、
さらに根拠を追加できます。
パターン4|モーターと展示が同じ方向
4つ目は、
モーター評価と当日の展示が一致しているレース
です。
たとえば、
モーター1位
展示1位
なら、
過去実績も良く、
現在も動いている
という評価になります。
これはかなり分かりやすい状態です。
過去と現在が一致している
BOAT LABでは、
モーター2連対率を、
過去の実績
展示を、
現在の気配
として考えます。
たとえば、
3号艇
モーター上位
展示1位
なら、
機力にかなり強い裏付けがあります。
一方、
モーター1位
展示6位
なら、
過去と現在が逆方向です。
この場合、
判断が難しくなります。
数字が同じ方向なら評価しやすい
たとえば、
4号艇
モーター1位
展示1位
平均ST2位
なら、
かなり強い材料が集まっています。
ここに、
4コース・カド
という条件が加われば、
カド攻め
というシナリオを作りやすくなります。
パターン5|攻め手の外に展開をもらう艇がいる
5つ目は、
攻めた後の展開先まで見えるレース
です。
これはBOAT LABで特に重視したいポイントです。
たとえば、
4号艇が強い攻め手。
さらに、
5号艇もST・展示・モーターが良い。
なら、
4号艇が攻める
↓
内艇が崩れる
↓
5号艇がまくり差し
という流れを考えることができます。
「1着候補」だけで終わらない
レースを狙いやすいと判断するには、
誰が1着になるか
だけでなく、
その後に誰が浮上するか
までイメージできることが重要です。
たとえば、
3号艇が攻める
↓
4号艇に展開
という形。
または、
4号艇が攻める
↓
5号艇に展開
という形です。
このように、
攻め手+展開先
までつながるレースは、
非常に分析しやすくなります。
BOAT LAB ANALYSIS|狙いやすい4→5展開
たとえば、
| 艇 | 平均ST | モーター | 展示順位 |
|---|---|---|---|
| 1号艇 | 0.18 | 中位 | 4位 |
| 2号艇 | 0.19 | 下位 | 6位 |
| 3号艇 | 0.17 | 中位 | 5位 |
| 4号艇 | 0.09 | 上位 | 1位 |
| 5号艇 | 0.12 | 上位 | 2位 |
| 6号艇 | 0.19 | 中位 | 3位 |
なら、
かなり分かりやすいです。
4号艇は、
平均ST◎
展示◎
モーター◎
5号艇も、
平均ST○
展示◎
モーター◎
です。
内側1〜3号艇は、
STで4号艇より遅い。
この場合、
4号艇が攻める
↓
5号艇が展開をもらう
というシナリオを作ることができます。
データが「3つ以上一致」しているかを見る
初心者の方は、
ひとつの目安として、
強い材料が3つ以上同じ艇に集まっているか
を見ると分かりやすいです。
たとえば、
平均ST◎
展示◎
モーター◎
なら、
かなり強い根拠があります。
さらに、
コース◎
まで加われば、
より評価しやすくなります。
ただし、
3つ揃ったら必ず買い
という意味ではありません。
あくまで、
展開の根拠が多い
という考え方です。
反対データが少ないことも重要
強いデータが多くても、
大きなマイナスがある場合があります。
たとえば、
4号艇
平均ST◎
展示◎
モーター◎
でも、
実際には6号艇が前付けして、
4号艇が5コース
になるなら、
カドという強みが消えます。
つまり、
プラス材料を見るだけでなく、
展開を壊すマイナス要素がないか
も確認します。
狙いやすいレースは「説明が簡単」
ひとつの特徴として、
狙いやすいレースは、
展開を比較的シンプルに説明できます。
たとえば、
「1号艇のイン実績・ST・展示が良く、外に強い攻め手がいないため、イン逃げを中心に見る」
または、
「4号艇が内艇よりST・展示で明確に上で、5号艇も追走できるため、4攻めから5浮上を考える」
という形です。
このように、
一文で説明できるレース
は、根拠が整理されています。
狙いにくいレースは説明が長くなる
逆に、
「1号艇も悪くないけど、3号艇もSTが速くて、4号艇もモーターが良くて、5号艇も展示が良くて……」
となるレースは、
展開候補が多すぎる可能性があります。
つまり、
説明が複雑になるほど、
不確定要素も増えている
場合があります。
これは第21号の、
見送りレース
につながる考え方です。
「堅そうなレース」と「狙いやすいレース」は違う
ここは区別しておきたいポイントです。
1号艇が圧倒的人気だから、
堅そう
というだけでは、
データ分析上の狙いやすさとは違います。
狙いやすいレースとは、
なぜその展開になるのかをデータで説明できるレース
です。
人気の1号艇でも、
データが揃っていれば狙いやすい。
逆に、
人気でもデータが弱ければ、
狙いやすいとは言えません。
「穴レース」でも狙いやすいことがある
狙いやすいレースは、
1号艇中心だけではありません。
たとえば、
人気の1号艇が、
平均ST0.20
展示6位
モーター下位
一方、
4号艇が、
平均ST0.09
展示1位
モーター1位
5号艇も、
ST上位
展示2位
なら、
4攻め→5展開
という強い根拠があります。
この場合、
人気とは別に、
データからシナリオを作ることができます。
穴だから狙うのではない
重要なのは、
配当が高そうだから狙う
のではありません。
人気薄でも、
展開の根拠があるから注目する
という順番です。
BOAT LABでは、
オッズより先に、
データからレース展開を考えます。
1号艇型と攻め手型を分ける
狙いやすいレースは、大きく分けると、
1号艇中心型
と
外の攻め手型
があります。
1号艇中心型
1号艇のデータが強い。
外に攻め手がいない。
→ イン逃げ中心。
外の攻め手型
1号艇に弱点。
3号艇または4号艇に強い攻め材料。
さらに外艇に展開利。
→ イン崩れ中心。
このどちらかがはっきりすると、
レースを整理しやすくなります。
2号艇差し型もある
外からのまくりだけではありません。
たとえば、
1号艇はSTが悪くない
でもターン気配が弱い。
2号艇は、
出足◎
展示◎
モーター◎
なら、
2号艇差し
というシナリオがあります。
つまり、
狙いやすいレースとは、
「まくりがありそう」
だけではなく、
どの決まり手が発生するか説明しやすいレース
でもあります。
BOAT LAB式|狙いやすいレース5条件
レース選択では、次の5つを確認します。
1. 進入が明確
どの艇が何コースを走るか分かりやすい。
2. ST差がある
スタートで主導権を握る艇を見つけやすい。
3. モーターと展示が一致
機力評価に裏付けがある。
4. 攻め手が明確
誰がレースを動かすか分かる。
5. 展開先まで見える
攻めた結果、誰が浮上するか考えられる。
これらが多く揃うほど、
展開を組み立てやすくなります。
BOAT LAB式|レース選択チェック表
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 進入 | コースが予測しやすいか |
| 1号艇 | 逃げる条件があるか |
| 平均ST | 明確に速い艇がいるか |
| 展示ST | 当日も踏み込めているか |
| モーター | 機力の裏付けがあるか |
| 展示 | 現在の気配も一致しているか |
| 攻め手 | 誰が最初に動くか |
| 展開先 | その外で得する艇は誰か |
すべて揃う必要はありません。
重要なのは、
複数項目が同じ展開を支持していること
です。
BOAT LAB ANALYSIS|イン逃げ型
たとえば、
1号艇
1コース1着率 86%
平均ST 0.11
モーター 1位
展示 1位
展示ST 0.10
2〜4号艇
平均ST 0.16〜0.20
で、
進入も枠なり。
この場合、
複数データが、
1号艇逃げ
を支持しています。
こうしたレースは、
非常に展開を組み立てやすいタイプです。
BOAT LAB ANALYSIS|3号艇攻め型
次に、
1号艇
平均ST0.19
モーター下位
展示5位
2号艇
平均ST0.18
展示4位
3号艇
平均ST0.09
展示ST0.04
展示1位
モーター上位
4号艇
平均ST0.12
展示2位
なら、
3号艇が明確な攻め手です。
この場合、
3まくり
↓
4号艇浮上
という展開を考えやすくなります。
BOAT LAB ANALYSIS|2号艇差し型
たとえば、
1号艇
1コース1着率50%
平均ST0.13
周回展示△
2号艇
平均ST0.14
出足◎
展示2位
モーター上位
3・4号艇
大きな攻め材料なし
なら、
2号艇差し
というシナリオが明確になります。
つまり、
狙いやすいレースには、
いくつかのタイプがあります。
レースを選ぶ順番
BOAT LABでは、まず全レースを細かく予想するのではなく、
ざっくりデータを見て、
展開を作れそうなレースを先に探す
考え方が効率的です。
STEP 1
進入が読めるか。
STEP 2
1号艇が強いか弱いか。
STEP 3
ST差があるか。
STEP 4
展示・モーターが一致しているか。
STEP 5
攻め手と展開先が見えるか。
ここまで見て、
展開が簡単に説明できるレース
を詳しく分析します。
すべての条件が揃うまで待たなくていい
当然ですが、
完璧なレースは多くありません。
1号艇◎
ST◎
モーター◎
展示◎
進入◎
すべてが毎回揃うわけではありません。
そのため、
重要なのは、
最も重要なデータが同じ方向を向いているか
です。
たとえば、
平均ST
展示
コース
の3つが強く一致していれば、
十分に展開を作れる場合があります。
「矛盾が少ない」ことがポイント
狙いやすさを見るときは、
プラス材料の数だけでなく、
矛盾の少なさ
も重要です。
たとえば、
平均ST◎
展示ST◎
展示◎
モーター◎
なら、
かなり分かりやすい。
一方、
平均ST◎
展示ST×
展示◎
モーター×
なら、
評価が割れています。
つまり、
良い数字の多さより、データが同じ結論を示しているか
を見ることが重要です。
第21号と第22号の使い分け
レースを見るときは、
まず、
第21号の見送り条件
を確認します。
進入不明
ST差なし
機力評価バラバラ
攻め手不明
なら、
優先度を下げます。
逆に、
第22号の、
進入明確
ST差あり
機力一致
攻め手明確
展開先あり
が揃うレースを、
詳しく分析します。
つまり、
消去してから選ぶ
という考え方です。
BOAT LAB式|最終3問
狙うレースを決める前に、
次の3つを確認します。
誰が最初に動く?
1号艇逃げなのか、2差し、3まくり、4攻めなのか。
その根拠は複数ある?
ST・展示・モーターなどが同じ方向か。
その次に誰が得する?
展開先まで説明できるか。
この3つに答えられるなら、
データから展開を組み立てやすいレースです。
BOAT LABでは狙いやすいレースをどう選ぶ?
BOAT LABでは、
数字が最も高い艇がいるレース
を選ぶわけではありません。
まず、
進入
を確認します。
次に、
1号艇の信頼度
を判断します。
そこから、
平均ST
展示ST
展示タイム
モーター
を比較し、
攻め手
を探します。
さらに、
攻め手の外側に、
展開を利用できる艇
がいるかを見ます。
たとえば、
4号艇
カド
平均ST0.09
展示1位
モーター上位
5号艇
平均ST0.12
展示2位
モーター上位
なら、
4号艇攻め → 5号艇浮上
というシナリオを作れます。
一方、
1号艇の、
イン成績
ST
モーター
展示
がすべて強く、
外に攻め手がいなければ、
1号艇逃げ
というシンプルな展開を考えます。
BOAT LABでは、
複数のデータが同じレース展開を示しているか
を重視して、
分析しやすいレースを選びます。
まとめ
競艇では、
すべてのレースを同じように予想する必要はありません。
狙いやすいレースには、
共通する特徴があります。
それが、
進入が明確
平均STに差がある
モーターと展示が一致している
攻め手が明確
展開先まで見える
という5つです。
特に重要なのは、
ひとつの良い数字ではありません。
複数のデータが同じ方向を示していること
です。
1号艇の、
イン実績
ST
モーター
展示
がすべて良ければ、
イン逃げを考えやすい。
3号艇が、
ST
展示
モーター
で内艇を大きく上回れば、
3号艇まくりを考えやすい。
4号艇が攻め手で、
5号艇も好データなら、
4→5の連動を考えられる。
このように、
データ → 攻め手 → 展開
が自然につながるレースを優先することで、
予想の根拠が明確になります。
BOAT LABでは、
「どの艇を買うか」
の前に、
「どのレースならデータから展開を説明できるか」
を考えます。
これが、
競艇で狙いやすいレースを見つける基本です。