競艇データ分析

競艇でデータが悪い艇は本当に消していい?低評価艇が残る5つのパターン

公開 2026年10月11日 更新 2026年9月1日

競艇予想では、

平均STが遅い。

モーター成績も低い。

展示タイムも下位。

今節成績も目立たない。

このような艇を見ると、

「これは消していいだろう」

と思いたくなります。

もちろん、

複数のデータが悪い艇は、

基本的には評価を下げます。

しかし、

BOAT LABでは、

データが悪い=完全消し

とは考えません。

なぜなら、

競艇では、

自分から勝ちに行く力が弱くても、

コース

展開

位置関係

によって、

2着・3着へ残ることがあるからです。

この記事では、

低評価艇でも舟券候補として残せる5つのパターンを解説します。

低評価艇を1着候補にする話ではない

最初に重要なのは、

この記事は、

データが悪い艇を、

無理に1着候補へ上げる

という内容ではありません。

基本的には、

データが弱ければ評価は下げます。

ただし、

1着評価が低いことと、2着・3着にも来ないことは別

です。

ここを分けて考えることが重要です。

「弱い艇」と「消せる艇」は違う

たとえば、

1号艇が、

平均ST5位

展示4位

モーター5位

だったとします。

総合データは弱いです。

しかし、

1コースから走る。

外艇にも明確な攻め手がいない。

なら、

インから残して、

2着・3着へ入る可能性があります。

つまり、

低評価だから、

着外固定

とは限りません。

パターン1|1号艇だから残る

最も分かりやすいのが、

1号艇の残し

です。

1号艇は、

データが多少弱くても、

1コースという位置があります。

たとえば、

4号艇に攻められ、

1着は失う。

しかし、

インから完全には崩れず、

2着や3着へ残る。

というケースです。

1号艇は「1着評価」と「残し評価」を分ける

たとえば、

1号艇が、

イン1着率低め

平均ST0.19

展示5位

モーター下位

だったとします。

この場合、

1着本命としては評価を下げます。

しかし、

外から攻める4号艇がいても、

1号艇が内側で粘れば、

4-1

4-5-1

のような形は残せます。

つまり、

1号艇危険=1号艇完全消し

ではありません。

BOAT LAB ANALYSIS|1号艇低評価型

たとえば、

1号艇

平均ST0.19
モーター5位
展示5位

4号艇

平均ST0.08
モーター1位
展示1位

5号艇

平均ST0.11
展示2位

なら、

4号艇攻め

が中心です。

しかし、

1号艇は、

1コース。

この場合、

4-5

だけでなく、

4-1

という2着残しも考えます。

さらに、

4-5-1

の3着残しも候補です。

パターン2|攻め手の外にいる

2つ目は、

強い攻め手のすぐ外にいる艇

です。

これは特に、

5号艇

6号艇

で重要です。

たとえば、

4号艇がカドから強く攻める。

その外にいる5号艇は、

自分自身のデータがそこまで良くなくても、

4号艇が作った展開によって、

上位へ浮上することがあります。

5号艇は4号艇の力を借りられる

たとえば、

5号艇が、

平均ST4位

モーター5位

展示4位。

単独では、

あまり強くありません。

しかし、

4号艇が、

平均ST1位

展示1位

モーター1位

カド

なら、

4号艇の攻めによって、

内側が崩れる可能性があります。

そのとき、

5号艇にもコースが開きます。

つまり、

自分のデータだけでは説明できない浮上

があります。

ただし何でも5号艇を残すわけではない

5号艇自身が、

平均ST大きく遅い

展示6位

モーター6位

なら、

4号艇についていけない可能性があります。

そのため、

低評価でも、

最低限、

攻め手についていける材料

は確認します。

完全な弱点だらけなら、

評価は下げます。

6号艇も展開で3着へ

6号艇も同じです。

6号艇は、

1着にはかなり条件が必要です。

しかし、

4・5号艇が強く攻め、

1〜3号艇が崩れる。

さらに、

6号艇が大きく遅れていない。

なら、

3着へ浮上する可能性があります。

つまり、

6号艇は、

単独能力より展開依存

で評価することがあります。

パターン3|内艇がさらに弱い

3つ目は、

自分のデータは悪いが、

周囲がさらに悪い

ケースです。

競艇では、

絶対評価だけではなく、

相対評価

が重要です。

たとえば、

3号艇の平均STが0.18。

一見遅い。

しかし、

1号艇0.20

2号艇0.22

なら、

3号艇が相対的には速い

ということがあります。

BOAT LAB ANALYSIS|悪い中で一番マシ

たとえば、

艇平均ST展示
1号艇0.216位
2号艇0.225位
3号艇0.174位
4号艇0.183位
5号艇0.202位
6号艇0.191位

3号艇は、

絶対値ではそこまで強くありません。

しかし、

1・2号艇よりは速い。

この場合、

3号艇が内艇より先に出て、

攻める可能性があります。

つまり、

全体として低調なレースでは、相対比較が重要

です。

展示下位でも隣艇より上なら意味がある

たとえば、

3号艇展示5位。

これだけ見ると悪いです。

しかし、

2号艇展示6位。

しかもタイム差も大きい。

なら、

3号艇は、

2号艇より機力面で優位

と見ることができます。

順位だけで消さず、

誰と比較するか

を確認します。

パターン4|2着・3着に向いたコースと役割がある

4つ目は、

低評価でも、

着順の役割に合っている

ケースです。

たとえば、

5号艇の1着は難しい。

しかし、

4号艇の攻めについていき、

3着へ入る。

これは自然な展開です。

つまり、

1着には足りないデータでも、

3着なら足りる

ということがあります。

データ評価と着順評価を分ける

たとえば、

5号艇が、

総合データ△。

でも、

4号艇攻めが強い。

この場合、

1着△

2着△〜○

3着○〜◎

という評価ができます。

つまり、

艇全体を一括で消さない

ことが重要です。

6号艇も3着なら残せることがある

6号艇が、

総合データ△。

1着はかなり難しい。

2着も強い展開が必要。

しかし、

3着なら、

外の攻めに乗る

内艇が崩れる

という条件で浮上できます。

この場合、

1着×

2着△

3着○

という評価が可能です。

第27号の「着順適性」がここで効く

第27号で扱ったように、

艇には、

1着向き

2着向き

3着向き

があります。

低評価艇を考えるときほど、

この考え方が重要です。

「弱いから消し」

ではなく、

弱いならどの着順まで残せるか

を考えます。

パターン5|人気艇が崩れる展開の受け皿になる

5つ目は、

人気艇が崩れたとき、

空いた着順へ入る艇

です。

たとえば、

人気の1号艇が、

4号艇の攻めで崩れる。

2号艇も巻き込まれる。

すると、

それまで低評価だった5号艇や6号艇が、

3着へ浮上することがあります。

つまり、

低評価艇を評価するには、

誰が落ちるのか

を見ることも重要です。

3着候補は「上がる艇」だけでなく「落ちる艇」から考える

第28号でも扱いましたが、

3着穴を考えるときは、

外艇の強さだけを見るのではありません。

1号艇が崩れるのか。

2号艇が壁として消えるのか。

3号艇が攻められて後退するのか。

を見ることで、

空いた着順が分かります。

BOAT LAB ANALYSIS|人気艇崩れ型

たとえば、

1号艇

人気◎

しかし、

平均ST0.20

展示6位

モーター下位。

4号艇

平均ST0.08

展示1位

カド。

5号艇

データは中下位。

6号艇

データ下位。

この場合、

4号艇が攻めて、

1〜3号艇が崩れるなら、

5・6号艇に3着チャンスが生まれます。

つまり、

低評価艇を、

単独で強いから買う

のではなく、

内艇崩れの結果として浮上

と考えます。

低評価艇を残す条件1|コース

まず、

その艇のコースが、

着順を残しやすい位置か。

1号艇なら、

イン残し。

5号艇なら、

4号艇攻めの外。

6号艇なら、

ダッシュ勢連動。

というように、

位置関係を確認します。

低評価艇を残す条件2|STが致命的に遅くない

データ全体が悪くても、

STまで大きく遅いと、

展開についていけません。

特に、

5・6号艇では、

攻め手に置いていかれないこと

が重要です。

たとえば、

4号艇ST0.08

5号艇ST0.12

なら、

追走可能。

4号艇0.08

5号艇0.24

なら、

かなり差があります。

低評価艇を残す条件3|展示で最低限の気配

モーター成績が悪くても、

今回展示で、

中位程度

なら、

完全には切りにくくなります。

逆に、

モーター下位

展示6位

周回展示×

なら、

かなり消しやすくなります。

つまり、

低評価艇を残すにも、

最低限の直前材料

が必要です。

低評価艇を残す条件4|攻め手との位置関係

特に重要なのが、

攻め手の外側かどうか

です。

3号艇が攻める

↓

4・5号艇。

4号艇が攻める

↓

5・6号艇。

というように、

攻め手の1つ外

2つ外

を見ます。

低評価艇でも、

展開をもらえる位置なら、

3着候補にできます。

低評価艇を残す条件5|内艇に崩れ候補がいる

外艇が3着へ入るには、

誰かが着順を落とす必要があります。

そのため、

1〜3号艇に、

ST不安

展示不安

モーター不安

があるか

を確認します。

内艇に明確な崩れ候補がいれば、

外艇浮上のシナリオが作りやすくなります。

BOAT LAB式|低評価艇が残る5パターン

整理すると、

1. 1号艇だから残す

1着は危険でも2・3着。

2. 強い攻め手の外にいる

4→5、4→5→6など。

3. 周囲がさらに弱い

絶対評価ではなく相対評価。

4. 2・3着の役割に合っている

1着ではなく連下評価。

5. 人気艇崩れの受け皿

内艇が落ちた結果として浮上。

この5つを確認します。

「データが悪い」を分解する

低評価艇を見るとき、

何が悪いのか

も分けます。

たとえば、

平均ST×

モーター○

展示○

なら、

スタートだけが弱い。

モーター×

展示◎

なら、

過去実績は悪いが現在気配は良い。

今節成績×

でも、

今回コースが大きく有利になる。

ということがあります。

つまり、

全部まとめて「弱い」としない

ことが重要です。

本当に消しやすい艇は?

逆に、

消しやすい条件もあります。

たとえば、

外コース

平均ST下位

展示下位

モーター下位

周回展示×

前の艇も攻めない

内艇も強い。

この場合、

上位へ来る展開がほとんどありません。

BOAT LABでは、

弱いデータが多いことより、上位へ来るシナリオがないこと

を重視して消します。

「何着になるの?」を説明できないなら消しやすい

低評価艇について、

それでも残すなら、

一文で説明します。

たとえば、

「5号艇は単独データは弱いが、4号艇のカド攻めが強く、ST差も小さいため3着へ追走すると見る」

なら、

残す理由があります。

一方、

「5号艇は穴だから一応」

では、

根拠がありません。

BOAT LAB ANALYSIS|低評価5号艇を残す例

たとえば、

4号艇

平均ST0.08
展示1位
モーター1位
カド

5号艇

平均ST0.13
展示4位
モーター5位

1〜3号艇

平均ST0.18〜0.21
展示下位

だったとします。

5号艇単独では、

強いデータではありません。

しかし、

4号艇が明確な攻め手。

5号艇は、

STで大きく離れていません。

さらに内艇が弱い。

この場合、

5号艇を、

2・3着候補

として残せます。

低評価6号艇を残す例

さらに、

6号艇が、

平均ST0.16

展示3位

モーター6位

だったとします。

モーターは弱い。

しかし、

4・5号艇のダッシュ勢が強く、

内艇が崩れる。

展示は悪くない。

なら、

6号艇を、

3着穴

として少し残すことができます。

逆に5号艇を消す例

同じ5号艇でも、

平均ST0.24

展示6位

モーター6位。

さらに4号艇も攻め気配なし。

1〜3号艇は強い。

なら、

5号艇が上位へ来るシナリオを作りにくいです。

この場合、

低評価どおり、

候補から外しやすくなります。

1号艇の低評価は特別扱いする

外艇と比べて、

1号艇は少し特殊です。

なぜなら、

インから先に回れる位置

だからです。

1号艇が、

モーター下位

展示下位

でも、

STで大きく遅れなければ、

2・3着に残る可能性があります。

そのため、

1号艇の「消し」は、

外艇より慎重に考えます。

1号艇を完全に消しやすいケース

たとえば、

1号艇

イン成績×

平均ST大きく遅い

展示×

モーター×

さらに、

3・4号艇に明確な攻め手。

このように、

複数の悪条件が重なるなら、

2・3着まで評価を下げることがあります。

つまり、

1つの悪材料ではなく、

複数の崩れ材料が揃っているか

を確認します。

2号艇の低評価は壁として考えることもある

2号艇が弱い場合、

自身を買うかどうかだけでなく、

3号艇の攻めを通す存在

として考えることがあります。

たとえば、

2号艇ST遅い

展示下位。

3号艇ST速い

展示上位。

なら、

2号艇は自身の評価が低いだけでなく、

3号艇のまくりを後押しする材料になります。

つまり、

低評価艇も、

展開分析では重要な情報です。

3号艇の低評価は4号艇へ影響する

3号艇が、

ST遅い

展示弱い

なら、

4号艇が攻めやすくなります。

つまり、

3号艇自身は消しでも、

その弱さが、

4号艇評価アップ

につながります。

この考え方は非常に重要です。

「弱い艇を探す」ことも展開予想

競艇では、

強い艇だけを見るのではありません。

どこが弱いか

を見ることで、

誰が攻められるか

が見えてきます。

2号艇が弱い

→3号艇が攻める。

3号艇が弱い

→4号艇が攻める。

1号艇が弱い

→2差し・3まくり・4攻め。

というように、

弱点が展開の入口

になります。

低評価艇を買わなくても分析には使える

これは重要です。

低評価艇を分析する目的は、

必ずその艇を舟券へ入れること

ではありません。

たとえば、

3号艇が弱い。

だから3号艇を消す。

だけではなく、

3号艇が壁にならないから、

4号艇を上げる。

という使い方ができます。

つまり、

消す艇も予想材料

です。

BOAT LAB式|「消し」を2種類に分ける

低評価艇は、

次の2種類に分けると分かりやすくなります。

完全消し

1〜3着すべてでシナリオが薄い。

1着消し

1着は難しいが、2・3着なら残せる。

たとえば、

5号艇なら、

1着×

2着△

3着○

というケースがあります。

この分類をすると、

買い目を作りやすくなります。

BOAT LAB式|評価例

1号艇

データ△
1着△
2着○
3着○

2号艇

データ×
1着×
2着△
3着△

3号艇

データ×
1着×
2着×
3着△

4号艇

データ◎
1着◎
2着◎
3着○

5号艇

データ△
1着△
2着○
3着◎

6号艇

データ△
1着×
2着△
3着○

このように、

総合データが弱くても、

着順ごとに役割を変えられます。

低評価艇を増やしすぎない

ただし、

「何があるか分からない」

という理由で、

低評価艇を全部3着へ追加すると、

第31号で扱った、

買い目増加

につながります。

低評価艇を残すなら、

必ず、

展開上の理由

を求めます。

3着だから全部残すは避ける

よくあるのが、

1着・2着は絞れた。

でも3着は全艇。

という形です。

しかし、

低評価艇にも、

3着へ来る条件があります。

攻め手の外。

内艇崩れ。

最低限の展示。

ST差。

これらを使って、

3着候補も整理します。

BOAT LAB式|低評価艇チェック5項目

低評価艇を残すか迷ったら、

次の5つを確認します。

1. コースの恩恵はある?

1号艇残しなど。

2. 攻め手の近くにいる?

展開をもらえる位置か。

3. STで置かれすぎない?

追走可能か。

4. 今回展示に最低限の材料がある?

完全に気配が悪くないか。

5. 誰かが崩れるシナリオがある?

上位へ入るスペースができるか。

このうち複数が当てはまれば、

2・3着候補として残すことを考えます。

低評価艇を一文で説明する

最終的に、

低評価艇を買い目へ入れるなら、

理由を一文にします。

たとえば、

「1号艇はデータでは下位だが、インから先に回れる位置があり、4号艇に攻められても2・3着には残すと見る。」

または、

「5号艇はモーター評価は低いが、4号艇が明確な攻め手でST差も小さく、追走から3着へ浮上すると見る。」

こう説明できれば、

低評価艇を残す根拠があります。

説明できなければ消す

逆に、

なぜ2着なのか。

なぜ3着なのか。

を説明できなければ、

「穴だから」

だけで残さないようにします。

これによって、

買い目を増やしすぎず、

低評価艇を必要な場所だけに使えます。

BOAT LABでは低評価艇をどう扱う?

BOAT LABでは、

平均ST

モーター

展示

今節成績

前走

が悪ければ、

基本評価は下げます。

しかし、

そのあと、

コース

攻め手との位置関係

内艇の崩れ

を確認します。

たとえば、

5号艇のデータは△。

でも、

4号艇が、

カド

ST◎

展示◎

で、

強く攻める。

さらに、

5号艇のSTは大きく遅れていない。

なら、

5号艇を3着、

場合によっては2着

まで残します。

逆に、

5号艇自身も弱い。

4号艇も攻めない。

内艇も強い。

なら、

消しやすくなります。

つまり、

BOAT LABでは、

データの悪さだけではなく、「上位へ来る道があるか」

で最終判断します。

まとめ

競艇で、

平均ST

モーター

展示

今節成績

などが悪い艇は、

基本的には評価を下げます。

しかし、

低評価=完全消し

とは限りません。

特に見るのは、

5つです。

1. 1号艇として残せるか

2. 強い攻め手の外にいるか

3. 周囲がさらに弱くないか

4. 2着・3着の役割に合っているか

5. 人気艇が崩れたときの受け皿になるか

重要なのは、

1着評価と、

2・3着評価を分けることです。

データ△でも、

1着×

2着○

3着◎

という艇があります。

また、

低評価艇は、

自分自身を買うためだけに使うのではありません。

2号艇が弱い

→3号艇が攻めやすい。

3号艇が弱い

→4号艇が攻めやすい。

というように、

弱い艇を見つけることが、攻め手を見つける材料

にもなります。

BOAT LABでは、

「データが悪いから消す」のではなく、「上位へ来るシナリオがないから消す」

という考え方を重視します。

逆に、

データが弱くても、

コース

位置関係

展開

によって、

2着・3着へ来る道が説明できれば、

必要な着順だけに残します。

これが、

BOAT LAB式の低評価艇分析の基本です。

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